“共喰い”のウイルスの異能者を捕まえることは不可能。そう判断した乱歩の選んだ行動とは…?
久々にこっそり更新してみる。ここからネタバレありの感想です。
「共喰い」後編で終わりかと思ったら、其の三がありました。まだ決着はつきません。
「ポートマフィアと戦ってはならぬ」
福沢の命令ですが、乱歩さんの意見で探偵社員たちは戦う選択をします。命令違反を選ぶか悩み、自分の目の前で少女の命が奪われたことに動揺する国木田さん…。あの慟哭の表情とても良かったです…。誰よりも高潔な心の国木田だからこそ、一番に壊そうと狙われたこと、それを忘れるな、と乱歩さんに念を押されます。
今回みんな見せ場があって全員すごくかっこ良かったんですが、その中でも一番良かったのは乱歩さんかな。戦闘要員じゃない乱歩さんが一人で中也のところへ行ったときはどんな考えがあるのかと思ったのですが…。中也の煽り方も含めてさすがでした。まさかポオに本を書かせて持ってくるとは…。なんとなく乱歩さんならこの後はどうとでもなる気がします。
芥川と鏡花ちゃんのバトルも見ごたえありましたね。戦いの前後に、芥川と出会った頃の鏡花、そして太宰と出会った頃の芥川が出てきたのも良かった〜。文ストは出会いの物語でもありますよね…。
ウイルス発症あであと12時間を切り、お互いに部下たちを守るために2人だけで決闘をはじめて…。なんとなくこれはそんなひどい結果にならないような気がする。それよりも、花袋がどうなったのかも気になるし、ハルノさんの猫も煮干しくわえてどこへ行くのか気になります。そういえば桂正作もどうなったっけ…?
気になることだらけで次の回へ。
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