ムカデ長老と金属バットの戦闘中にガロウが割り込んできます。さらに同時多発的に各地に怪人が現れ、ヒーローの数が足りなくて対応しきれない事態に…。一方、武術大会に出場中のサイタマはというと…?
ここからネタバレありの感想です。
サブタイトルが「武術の大会」だから、金属バットとガロウにはそんなに時間を割かないのかな…と予想はしていましたが、それでも思ったよりもあっさり終わったな…っていう印象でした。ダメージを受ければ受けるほど強くなるという金属バットで、その仕組はというと「気合い」。さすがです…!しかも金属バットは死ぬまで闘うんじゃなくて「勝つまで」って言ってたよ。かっこいい…w 理屈じゃなくて強いものは強いっていうシンプルさは好きだなーと思います。
金属バットの妹に止められたので途中で終わってしまったので、ちょっと金属バットが命拾いして終わった感じがするけど、実際は逆だったかもしれないなあと思います(思うのは自由です)。
ガロウはただアンチヒーローっていう立場なだけで、そう悪い人でもないのかな、とゼンコとのやり取りをみて思ったけど、違う違う…。そもそも、シルバーファングのところをめちゃめちゃにしたじゃん…。単に、攻撃対象以外には手を出さないんですね。子どもは攻撃対象じゃないから普通に接しているだけで。公園の子にも早く家に帰れって言ってたもんね。そして怪人協会にも興味はなく、我が道を行くわけですね。何をしたいのか今ひとつわかるようなわからないような…。自分がヒーローより強いと証明できたら、ガロウの中の何か救われるんだろうか。
結局、ムカデ長老には逃げられてしまいますが、この怪人協会が集団で攻撃してきているのが「地球がヤバイ」なんだろうか。これも謎ですね。予言の人が死んじゃったから答え合わせのしようがないですもんね。
サイタマはというと…。スーパーファイトがいよいよ開幕します。
チャランコの先輩、嫌なヤツだと思ったけど、サイタマの帯を直してあげてたのでちょっとポイントアップです。先輩風ふかすだけあって、先輩っぽいことはちゃんとできるんですね。いい加減、チャランコじゃないって気がついてもいいと思いますけどねw
過去の勝者スイリューって人が出てきてこの先ちょっと楽しみになったのと、ジェノスが立ち上がって拍手してたのが可愛かったです。今回登場人物多かったですね。