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2019年03月16日

PSYCHO-PASS サイコパス 2 【全11話】感想

☆2014年10月9日 - 12月18日(全11話)

サイコパス続編。1期から1年半後を描いています。1期では新任の監視官だった朱も成長し、2期では一係の中心的な存在となり、新たに配属となった執行官、後輩監視官とともに事件を追っていきます。

シビュラに管理された社会。潜在犯である執行官。サイコパスがクリアな監視官。そこで次から次へと起こる不可解でグロテスクな事件。

1期が面白かったので続けて2も観たのですが、ちょっと雰囲気が違うな…と思いました。制作会社変更でスタッフも結構変わってますね…。これはこれでつまらないというわけではありませんが、正直、1期の方が面白かったです。


ここからネタバレありの感想です。




1期は中心となる登場人物たちが面白かった、というのが大きいかったなと思いました。正義とは何かというのが、測り方が違うだけで、狡噛、朱、槇島、宜野座、それぞれみんな自分の内にあったと思います。正義とはPSYCHO-PASSの数値である、と片付けられてしまう世界の中で、彼らの正義のあり方を描くことに意味がありました。正義とは何か、人を裁くとは何か、命とは何か。

2期は繰り返しでてくる「WC」がそのまま作品のメッセージでもあるのかな。
What Color ……「あなたは何色か?」

1期で同級生を殺される高校生として登場し、その後、監視官となった霜月美佳が、朱が率いる一係へと配属されます。これが自分に自信がありマニュアルどおりの優等生というところまではいいのですが、生意気を通り越してどうかしてるんじゃないか?という言動が多く、嫌われるために生み出されたようなキャラクターでした。だんだん言動がおかしくなる霜月の存在をストレスに感じながら観ることになり、これはほんとキツかったです。

新しく執行官として配属になった東金朔夜と雛河翔については、雛河の話は面白そうだったのに特に掘り下げはなく物足りなくて、東金は実は事件の大きな真相を握る人物であったにも関わらず、犯行の動機が小さくてこれも物足りなかったです。

一連の事件の犯人である鹿矛囲が態度がソフトなこともあって、まともに見えなくもないかな…となってしまうのも微妙でした。1期の槇島へ感じたような恐怖は鹿矛囲にはなく、裏と表の犯人である東金と鹿矛囲の2人を足しても、まだちょっと足りないかな。

集団として生かされてしまったために、何色どころか色に否定されてしまった鹿矛囲。集団も裁きの対象になるかどうか?なるのならシビュラを裁きたい。それが鹿矛囲の目的でした。結局シビュラも鹿矛囲に負けてしまうし、なんだか大きく感じるはずの存在が、みんな弱かったなという印象です。

鹿矛囲を追う朱と、東金を疑い独自に調べる霜月。裏と表と同時進行で真相を掴んでいくストーリーは、後になって話が繋がってから振り返ると、なるほど面白いかな…と思います。進行中は面白く思えなくて、霜月がもっとクールな方が楽しめたのではないかなと残念に思います。すでに視聴者から愛着のある朱を主人公にせず、霜月を主人公にして、一係ではなく、まったく違うところの話にしても良かったかもしれませんね。シビュラとの関わりが描けなくなるからダメかな。うーん難しいですね。

事件もダイレクトにグロテスクな表現が多いのもちょっと残念だったかな…。1期は頭おかしいけれどそれなりの美学があり、未来の社会を描いている面白さもありました。面白いところもあったけれど、どうしても比べてしまうし、惜しいな〜という作品でした。作画も少し眠たい感じに変わったのも残念かなあ…。

続けて劇場版も観てみます。

第2期:2014年10月9日 - 12月18日(全11話)
監督:塩谷直義
シリーズ構成:冲方丁、脚本:熊谷純
キャラクターデザイン:天野明(原案)、浅野恭司
アニメーション制作:タツノコプロ
キャスト:花澤香菜、野島健児、佐倉綾音、藤原啓治、沢城みゆき、櫻井孝宏






posted by 白黒ウサギ at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | PSYCHO-PASS サイコパス
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