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2018年11月18日

ゴールデンカムイ【第18話 阿仁根っ子 】感想

第18話 阿仁根っ子  

大雪山で一夜を過ごし、第七師団をやり過ごした杉元たちは、網走方面へ下山すると見せかけて十勝へ出ることにします。一方、アシリパを追ってきた谷垣たちは…。

ここからネタバレありの感想です。




今回は谷垣の過去の話でした。マタギだった頃の生活や、どうして故郷を捨てて軍隊に入ったのか。

アシリパさんたちの足取りを追う谷垣のところに、局留めの電報でアシリパの叔父から連絡が入ります。アシリパの祖母であるフチが死に装束を用意している…と。年老いたアイヌは、家族に内緒で自分の死に装束を用意するのだそう。フチが自らの死を意識し始めた、ということです。

アシリパのことを心配しながら、ひとりで死に装束を用意している姿を想像すると、悲しくなってきますね…。谷垣も自分の母のことを思い出すのですが…。

最初はマタギの携行食である「カネ餅」の説明を鶴見中尉にする谷垣。第七師団にいた頃に、自分の過去の思い出やどうして軍隊に来たかなどを中尉に語っていた、その回想シーンが始まります。

マタギの生活もなかなか大変なんですね。グループで行動してそれぞれ役割があるとか、全然知らなかったので面白いなと思いました。でも天候によっては冬山で何日も過ごさなくてはならなかったり、なかなかストイックな世界なんですね…。

そんなマタギの生活の話から、仲間のマタギの賢吉に妹が殺された話になります。賢吉と結婚した妹は、ある日、住んでいた小屋から焼死体で発見されます。そして遺体には刺し傷があったことから、姿を消した賢吉が犯人だろうと…。谷垣は行方不明の賢吉を探して、第七師団に入った…というわけでした。

ちょっと想像のつかない凄惨な事件でした。さらに第七師団に入ってからは戦争の話になり、また旅順の血まみれの戦闘シーンもあって怖かったです。ここで谷垣と杉元って出会ってるんですね。谷垣が杉元にカネ餅を渡したことで会話があり、賢吉が東京の第一師団にいたことがわかります。でもわかったからといって、あんな戦場ではとても探すなんて無理と思ったのですが…。

谷垣の妹は、疱瘡にかかっていたため、実家に迷惑がかからないよう、病気から楽にするためと証拠隠蔽のためと両方で殺されて焼かれてしまったことがわかりました。当時の山里の村の常識というか、慣習というか、どうにもならない部分もあったのでしょうが、なかなか厳しいものだったんですね…。

最後に賢吉の口にカネ餅を入れてあげたのは、賢吉を許すということでしょうか。ただ普通に幸せに生きていくのが難しい時代の悲しい話でした。




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posted by 白黒ウサギ at 00:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゴールデンカムイ
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