杉元から逃げ出そうとした白石は、第七師団に見つかり、連行されてしまいます。のっぺらぼうに会いに網走監獄へ潜入するためには白石が必要です。様子を探りつつ、土方が奪還作戦を立てるのですが…?
ここからネタバレありの感想です。
いろんな方向へ話が流れているような…。
鶴見中尉のところへまた新たな変な人が出てきましたが、有坂中将、この人も実在の人物なんですね。ちょっと変な人だしたが史実でも変な人なのかな…? 二階堂が義足の仕込み銃を作ってもらってすごく嬉しそうでしたね。この義足がまた後で何かするんでしょうね(イヤな予感)。
カムイコタンに架かる吊橋を土方が斬って、川に落ちた白石を、小舟に乗ったキロランケが助ける計画でした。でも、キロランケの手を掴む寸前、杉元の顔がよぎった白石は躊躇したため掴めず、流されてしまいます。結局、また第七師団に捕まってしまいます。
どうするか考える土方たちですが、白石の顔を思い浮かべてまあいいか…と、一瞬みんな諦めようという雰囲気になったところで笑いました。網走監獄に潜入するには白石が必要だっていう話だったのにw 確かに、ここで無茶をして全員捕まってしまうと困るわけですが、本当に白石って人望がない…?
でも「オレは助けたい」という杉元の一言で、新たな救出策を考えることになります。杉元かっこいいのに、その杉元が原因で白石がこんなことになってるんですよね。でも今は土方と杉元も一時的にですが仲間になっていて、世の中難しいものです。
白石を奪還するため呼ばれたのは、詐欺師の鈴川。変装の名人のため、網走監獄の犬童典獄に変装して師団に潜入することになります。そしてその話し合いの時に、眠ったアシリパを土方が膝に抱いているのを見て、杉元は以前に接触していたことを思い出します。土方と白石の繋がりを知って怒る杉元ですが、アシリパさんに殺さなくていいものは殺すな、とやんわりと止められます。
一度裏切ったものはまた必ず裏切る、っていうようなこと、杉元は尾形に対しても言ってましたね。うーん…。まあ杉元が怒るのもわからなくもないですよね。白石は土方に脅されてはいたけれど、杉元に正直に話しても良かったわけだし。杉元と土方が合流した今では、過ぎたことと言えば過ぎたことですが…。確かに信用はできないですよね。
あとキロランケのことも気になる。