☆第6話 マネシツグミの警笛
富士行きの一件でカーシュナーたちの人造兵器は破壊され、百虎党は壊滅しますが、ユーリィたちの戦いの何かが解決したわけではありません。ミハイルが言った「シリウスの匣」のことを考えるユーリィですが…。
ここからネタバレありの感想です。
ミハイルがフランケンシュタイン(?)を殺してしまったことをクラルヴァインが怒っていました。苦労して作ったのにもったいない…ということでしたが…。ミハイルは、楽にしてやったんだ、と平然としていました。ミハイルは働かされてもいるけど、他よりも優遇されている感じもしますね。何か裏がありそう。
カーシュナーの話ではシリウスの匣は日本には無いということがわかった、と。それならもう日本には用が無いから脱出しても良さそうですが、狩人たちを殲滅するのが先のようです…。
涼子お嬢様、さすがに怒られていましたね。怒られた理由の第一は無断外出…なるほどお嬢様ですね…。とにかく危険なことはやめるように言われても、まったく反省の様子がない涼子のパワーはどこからくるんでしょうね。最初はユーリィが気になるという程度の軽い気持ちからだと思いますが、自分がとっさに斬ったバンパイアが灰になる様子を見た上で、後に引かないってすごいなと思いました。なんだろう。何か深く考えているのかいないのかわからないキャラなので、張り切られると見ていて不安になります。
伊庭少佐(イケメン)は先に調べていたV海運が後回しになってしまったのが気になっていたようですが…。伊庭少佐が情報屋に会ったその後、情報屋さんはヴァンパイアに後をつけられて殺されてしまいます。なんだかタイミングが悪いですよね…?
警戒したウィラードは屋敷にヴァンパイアが襲ってくると、迎え撃つ準備をします。戦いの準備をしながら、ユーリィがフィリップに自分のことも殺したいかと尋ねるところ…この質問はちょっと無いよね…。フィリップの両親が人狼に襲われて殺されたから、人狼すべてに復讐したいんじゃないか、と。フィリップは、ユーリィの兄貴が悪いわけじゃない、って答えていて。サキが言ってただろ、って。ユーリィが本当に聞きたいことは何か、きちんと汲んだ上で答えてあげてるんですよね。フィリップも優しくなったなと思いました。
戦いが始まると下位クラスの数が多く、ドロテアたちも苦戦します。一方、ユーリィとフィリップは、カーシュナーと鉢合わせし、戦うことになります。ミハイルからフィリップをユーリィが庇うシーン、良かったです。フィリップを弱い人間と言われて、ユーリィの怒りの表情がとても良かった。フィリップがユーリィに「逃げろ」って言ったときのミハイルの表情が…。昔は自分もそうやってユーリィを逃したんですよね。このままだとユーリィたちは劣勢ですが…。またユーリィの目が青く光って、狼化しないと勝ち目がなさそうだけど、カーシュナーはそれを狙ってるような気もします。
一方、直江家。涼子がいざとなったら自分が盾になってみんなを守ると言い出して(涼子が強いからとドロテアがユーリィ経由でおだてたせいでしょうか…)またお父さんに怒られてました。お父さんも強そうですが、これはお父さんに何かあるフラグじゃないだろうかと不安になります。直江家は普通のお家なので無事に過ごしてほしいです。
そういえばお風呂回でしたね。男子2人でしたけど。
次回も楽しみです。