網走を目指す杉元とアシリパは、キロランケの助言でまずは札幌で武器等を調達することに。そのまま札幌で一晩過ごすことになり、ホテルを紹介されます。そのホテルは最近持ち主が未亡人の女将に替わったというのですが…。
話が始まった途端、ヤバかったです。前回の終わりにチラッと出てきたホテルと美人女将、まさかの展開でした。今週も面白かったです!
ここからネタバレありの感想です。
女将だと思ったのは実は女装していた脱獄囚で、しっかり例の入れ墨がありました。宿泊客を襲い、拷問室で何かしているようなのですが…?
杉元たちより先にホテルに現れたのは牛山。女将(脱獄囚の家永)は牛山にすぐに気が付きますが、牛山は全く気が付かず、お尻が可愛い、声が可愛い、なんだかんだと下心全開です。やはりというか何というか。そして牛山の強靭な体格が欲しくなった家永は、早速、牛山を殺す計画を立てます。
そこへ次に現れたのが杉元たち。また女将を口説き始める白石を女将は警戒します。入れ墨の脱獄囚が続けて客として現れたのは偶然なのか?
ホテルの中がからくり屋敷のようになっていて、角を曲がったらいないとか、床に仕掛けがあるとか、ちょっと面白かったです。そういえば、白石(兼任)も牛山も土方チームなので、もう白石は牛山から逃げる必要はないんですよね、どちらかというと、牛山と一緒のところを杉元に見られる方がまずいような…。これが絶妙なすれ違いで見つからなかったのが笑えて、面白かったです。
牛山と杉元はお互いの中に何か見つけたようで(強さみたいなもの?)、牛山が杉元を気に入ったからと食事に誘います。ここで白石はすでに拷問部屋に落とされているので不参加。杉元たちも特に白石はどうしたかな?みたいな探す素振りもなくさっさと自分たちだけでごはんに行っちゃったんですがw カレー食べながら、よくわからない牛山先生の○○○講座が…w 紳士かどうかが重要なんですね。どういうこと…。
ホテルに戻ってからは、大惨事でした。眠っているアシリパさんの目玉を女将が舐めてるのをみて杉元が激怒。ちゃんと部屋に誰も入れないように警戒してたんですね。激怒してる杉元はかっこよくて凄く好きです。
逃げてきた白石から女将の正体を知らされ、ホテルも火事になり、バタバタで脱出することになりますが、ほんとなんか凄かった…。結局、杉元たちは逃げるので精いっぱい、牛山が女将を確保、入れ墨は土方チームへ。
凄い話だった…。女将のフリをしていた家永は本当の姿は老人の医師(男)で、中国の考え方?で、生き物の食べた部位で、自分の身体の同じ部位が良くなるとか何とか。でもそういうことじゃなくて、まるで身体ごと取り替えたような変身してたよ…?声まで可愛くなってたし。牛山の身体も欲しがってたし。丸ごと食べればその人になれるの?(※なれません)
考えてみたら入れ墨の脱獄囚って、そもそも犯罪者なんですよね。犯罪もいろいろあるけど…。この前の辺見といい、今回の家永といい、おかしい人ばっかりで怖いんですが…。なるほどこういうところも話の見どころなわけですね。次回も楽しみです。キロランケさんも少しは活躍したらどうかな。