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2018年06月09日

重神機パンドーラ【第10話 紅蓮の追想】感想

第10話 紅蓮の追想 

ミスター・ゴールド(火鍋屋金)に宣戦布告されたセシル。彼の一族はかつてはネオ翔龍でそれなりの地位にあり、実はレオンをネオ翔龍から追い出したのも金でした。ただ、彼らの装備などから考えても、背後にもっと別な誰かがいるのではないかと思われて…。

相変わらずツッコミどころが多いんですが、今回ちょっと面白かったです。グレン回でした。

ここからネタバレありの感想です。




今回はグレンの当番回。子どもの頃の話などいろいろ出てきます。

金たちはリアクターを狙っていて、そしてB.R.A.Iが集まってくるのもリアクターがあるから。それならリアクターを止めてしまえば?というグレンですが、最終防衛システムにはリアクターが必要なので止めることはできない。そしてリアクターを破壊しても進化フィールドは残るからB.R.A.Iを防ぐことはできない。今のところ解決策はなく、レオンは何とかしようと模索しているのですが…。

ジェイがリアクターの建設で街の人間たちも仕事を得たりと、特需があって、要するに一方的に“よそ者”が利益を得たわけではないことを話してくれます。そしてかつて儲けた者たちが金(ミスター・ゴールド)の裏で、またもう一儲けしようと企んでいるのではないか…と推測します。

グレン自身もかつてはリアクター建設に従事していたんですね。市場で働く両親や家族に楽をさせてあげたかったのですが、結局、両親は翔龍クライシスのときにB.R.A.Iに殺されてしまう。自分が加担したリアクターのせいで。よそ者を嫌ったり、レオンを憎んだり、いろんなことが実はグレンの自己嫌悪に繋がっていたわけですね。世界がこんなふうになったのはグレンのせいではないんだけど、無関係でもなく、これは辛いかも。まったく自分が無関係で、ただ相手を責めればいいだけなら楽だったかもしれません。でもレオンを憎めば憎むほど、自分の中の罪悪感も刺激するわけで、余計に苦しいでしょう…。今の大尉にまでなるのも、がんばったんだろうな、と思います。

なるほどなあ、と思って観てたんですが。

今回のB.R.A.Iは蜂で(だんだん元の動物が小さくなってるような)密集して熱を上げるという攻撃をされるのですが…。おかげでみんな暑くて暑くて、そのせいで精神が弱って(?)ハイパードライブを起動できないっていうのはw ちょっと笑ってしまいましたが、そうですね、しっかり意識を保っていないと暴走してしまうシステムなので、しょうがないのかな。この先こんなことでは困るような気もしますけどw

でも多分今回一番笑ったのは、
ジェイの「総員直ちにクールビズ!」→全員上着脱ぐ

毎回こんなノリでもむしろいいかなと思いました。

今回はグレンが大活躍しましたけど、ハイパードライブなしで捨て身の攻撃でした。レオンはグレンは不適合だからとハイパードライブを実装するのを断っていましたが、このままなのかな。グレンも自分の中のこだわりを捨てられたというか、一歩前進できていたと思うので、今度はうまくいくかも。

あとは…ジークですね。
リアクター事故のときのことをレオンが少し思い出しかけて、その記憶の中にジークに似た男がいたようです。もしかしたらロンは事故のせいで死んだのではなくて、ジークに殺されたとかかも?





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posted by 白黒ウサギ at 19:31 | Comment(0) | TrackBack(1) | 重神機パンドーラ
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