何かこの世界がおかしいと気がついた律たちですが、ここから逃げることができませんでした。逃げたくても、逃げる先がない…。この世界の秘密が少し明かされます。
今回は美笛がメインの話でした。原作ゲームとは構成を変えているんですが、なるほどこういう感じですすめていくのね…。
ここからネタバレありの感想です。
原作ゲームでも、美笛のトラウマはスイートP戦のときに何となく出てくるので、話の筋は概ね合っているんですが…。他のメンバーと合流する前に個々で接触していく展開にするのかな、と予想。でもこれはどういう扱いになるのかな。スイートPの役割はこれで終わり?
メビウスを理想世界として守っていきたい楽士たちからみると、律や笙悟、美笛のように「気がついてしまったもの」たちは邪魔者です。世界に抗うのでローグ(反逆者)と呼んでいるみたいです。既に鍵介が負けたことになっているみたいでちょっと気になったのですが、それは置いといて、今回は美笛の話。
スイートPのお茶会はVitaゲーム版よりも(ビジュアル的に)ひどかったな〜と思いました。ただちょっとコミカルなノリにしているところと、美笛の言動も少し控えめになっているので、あまり攻撃的な内容にならないように気を使っている感じはしました。美笛がデブが嫌いだと怒りでブチ切れていましたが、たぶん美笛自身にそこにトラウマがあるからだとわかるのですが…だからってあんまり言い過ぎるのもね。逆に美笛の方が心が汚いと責められる面が大きくなっていて、そうかもなーとも思うし、でもプリンセスたちも態度ひどいよなあと、何とも言えない気持ちになって観てました。
最後は、お茶会の〆にラーメンが出てきて、スイートPのスープまで飲み干す食べ方に、鳴子が同じような人物がいたな…と思い出してしまったため、スイートPが自滅して終わりです。ちょっと負け方としては情けないな。現実のスイートPはあんな感じか…。かわいい女の子になりたかったんですね。それは別にいいと思うけどね…。
でもほんとね、鳴子じゃないけど何だったの?って感じです。唐突なお茶会も途中の出来事も、意味がなかった。それがメビウスの本質なのかもしれないけど。
鳴子はラーメンブロガーのことを思い出してしまったので、結果的に「気がついて」しまいました。とりあえず、これで鳴子と美笛も笙悟にたどり着きそうです。鳴子からすると動画気になるだろうし。
そして、やっと律が笙悟の元を訪れたので、次回はやっと律も覚醒する? それとも図書館の話が先なのかなー。続きがとても気になります。
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