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2018年03月24日

魔法使いの嫁【第23話】感想

第23話 Nothing seek, nothing find. 

カルタフィルスのもとで自分の過去を知り、過去と決別したチセ。今度はカルタフィルスの過去をチセが知ることになるのですが…。そして同じ頃、チセに去っていかれたエリアスは暴れまわっていました。

物語もいよいよ佳境です。これまでの経験からチセがどんな答えを出していくのか?見どころです。

ここからネタバレありの感想です。




チセがいなくなって、エリアスはもう人に似せた姿も保てなくなり、茨になって暴れまわります。あまりの酷さに妖精たちに取り押さえられるのですが…。ここは暴れまわる妖精よりも、後から出てきたティターニアの方が怖いなと思いました。エリアスを捕らえて、チセを探すなら協力してあげるから、自分たちと妖精の国で暮らそう…と誘ってきたときの様子がホラー。この作品世界の妖精たちは時々怖い感じになるんですよね…。確かにファンタジーの世界って、きれいなところとダークなところの二面性みたいなものはあるとは思うんですが。

エリアスが一瞬迷ったけれど、ティターニアの誘いを振り切ったのは良かったなと思いました。ここで妖精の国へ行くのでもいいや…と思ってしまったら、これまでのことは何だったのか…?ってことになりますよね。でも、それでもティターニアは力を貸そうと言ってくれて良かったですけどね。さすがにチセが行方不明なのは女王も心配なんでしょう。

そしてチセとカルタフィルス。過去が明らかになるのですが…。
墓掘り人だったヨセフは村の人々から虐げられていて、孤独で辛い日々を過ごしていた中で、埋められていたカルタフィルスに助けを求められます。そんな風に人に求められたのが初めてのことで、ヨセフは嬉しさのあまり必要以上に責任を感じてしまったんでしょう。日々の辛さと、いつまでも治らないカルタフィルスを世話し続けることで、だんだんヨセフはおかしくなっていってしまいます。最終的には、ヨセフが自分の体を与えることで解決するのでは?とひとつになることを選ぶのですが…。

本当に狂気に満ちた過去というか、カルタフィルスとヨセフの始まりというか…。まさかヨセフが自分から言い出していたこととは。カルタフィルスはそもそも自分のことをどうのこうのと説明できる状態でも無かったんですね。ヨセフは自分もずっと苦しみ続けるとは思っていませんでした。それからは他人から肉体を奪い、生き続けて、今に至るわけです…。

過去を知られたヨセフが怒り、チセから強引に左腕を奪おうとしたとき、間一髪、妖精たちが助けにきます。カルタフィルスは逃げていき…。でもこれだけでは何も解決しません。今度はチセがカルタフィルスを追っていくのですが…。

カルタフィルスの過去の話は意外にも…興味深い内容でした。カルタフィルスの罰の重さに怒る気持ちは理解できます。ただ、だからといって自分を救うために人の命を奪ってきたことはまた別の問題で許されることではないけれど。

チセが自分の過去と決別し新しい道を歩むのなら素直な物語ですが、何となくチセの過去もスッキリするようで謎も残っていてスッキリしませんね。そして、ここでカルタフィルスへの救いを目指すのがちょっと変わった展開かなというか…。どんな結末が待っているのかなーと思います。

※最終回の先行放送をすっかり忘れていましたよ…




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posted by 白黒ウサギ at 23:15 | Comment(2) | TrackBack(1) | 魔法使いの嫁
この記事へのコメント
おはようございます。

ちょっと重い話、ヨセフの過去から行きますが、キノの旅のフォトの回でも思ったんですが
「異質な者を見つけて集団で攻撃する」「無抵抗なものに暴力を振るう」
ってのは、人間の1面で・・・本当に嫌だなあと感じました。
こういうことばかり見てると、厭世家で人嫌いになるんですよね。(多分黒のキャスター、アヴィケブロン先生はこんなタイプ。)
ヨセフの運の悪かったところは、カルタに出会うまで優しくしてもらえなかったところでしょうか。
大量に人を取り込んで傷つけて、被害者が加害者になってしまったので…出来れば「償い」と「救い」を望みます。
エリアスですが…私も貴女も子供の成長を見誤っていたようですねw
純粋な好意に任せず、思考して拒否し、模索することをはっきり言ったのはかっこよかったです。(殴られて頭冷えたのかもしれませんが。)
エリアスの妖精としての愛し方ってのは、文字通り食べちゃうことかも…
そう考えると、チセと一緒に暮らすことは難しいかもしれませんが…
ま、優しい子なので何とかなるでしょうw

マリエルさん、漫画ですと、エリアスより若いけどフランス革命の時から魔女やっているといったシーンがあるんですけど。
年齢?経歴?で大人だと言い張るのは子供のやることなんでしょうかw

妖精夫妻は、怖かったですが…自分の意見を伝えたら別提案に切り替えてくれました。
相手任せにしてはいけないのは、人でも妖精でも神でもウルトラマンでも同じなので、そういう点では、対して違いは無いのかもしれません。
そういう意味で「隣人」なんでしょうかね。

コミックス買ってきます〜。
Posted by 狐公方 at 2018年03月25日 08:25
☆狐公方さん

ヨセフのほんとに過去は嫌な話でしたね。
でもだからと言って他の人に害を加えてよいことにはならないので
何とかしたいですね。また、苦しみを取り除いてあげないと
解決しないので、できればそれも…

エリアスは少しは成長してたようで良かったです。
チセが遠慮なくはっきり怒りを伝えてたのも良かったかな…
二人とも逃げなくなりました。


そうそうマリエルさんのことを書くの忘れてました。
人は年をとると自分勝手にもなるので、そういう感じかも。
何百年も生きていると、細かいことは気にしなくなりそうw
Posted by 白黒ウサギ at 2018年03月25日 14:41
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