最終回
十二大戦の優勝者特典は、どんな願いでもひとつ叶えてもらえる、というもの。どんな願いなら良いのか?そう考えてみるとどれもこれもどうでもいい願いに思えてくる。死んでいった他の参加者の願いはどうだっだろう?悩んだ末に出した結論は…。
きれいな終わり方だったなーと思います。途中中だるみもしましたが、クライマックスは面白かったので良かったのではないでしょうか。OP曲「ラプチャー」と、絵の雰囲気はとても好きでした。
ここからネタバレありの感想です。
高校生のネズミは暗い感じも少しするけど、普通というか、可愛かったんじゃないかなーと思います。ただ学校と家の往復の中で願いを考えるのが延々と続いていて(それはそれで面白かった)特に掘り下げは無かったですね。振られた話くらいかな?99通り試したことは世界からも人の記憶からも消えてしまうけれど、ネズミだけは実体験として覚えている。だから十二大戦の中でも99回死んでいて。その死の感触をずっと覚えているわけですね。うわぁ…これはツライと思います…、
捨ててしまったルートでは他の戦士たちとそれなり話しをして願いを聞いたり、なんか上手くいかなくて殺されちゃったりしてたんですね。猿といるときは主に寝ていてあまり話さなかったけど、他の戦士とは結構話ししてたんだなー。しかもちょっと上から目線で話してましたよ。ウサギの願いは、ああやっぱり…って感じでしたね。ヤバイ人だったけど、ウサギもそれなりにかわいかったしね…。ちょっと気が合いそうになってたのはわからなくもないです。猿のことも気にしてましたね
丑の願いは結局何だったのかわかりませんでしたね。教えてもらえたのかな…。
ネズミの能力もこのハンドレットクリックだけで、特に強い戦士ではありませんでした。
結局、ネズミは夢とか希望とか願いなんてなくて、今回のように何でも叶えてあげる、と言われてまともな願い(思春期だから人に知られても恥ずかしくない願いw)を思いつかないことが逆にプレッシャーになってしまうという…。たくさん思いついては消していく願いごとたちが意外とかわいかったです。全部は読めなかったけど。
彼女がほしい→それは恋愛なのか?
剣の達人になりたい→ズルして?
人生やり直したい→やり直すなんて面倒
こんな感じの。
あの十二大戦おじさんが言うには、たった1つの願いを100に増やしてというのでもOKと言ってましたね。それはなかなか良い望みだと思ったんですが(永久に願い事が叶う…とかでも良さそうw)ネズミの出した答えは、願い事が叶うということを、忘れさせてほしい…と。なるほど、それもいいかもね。良い着地だと思いました。
願いなんてたいていは俗っぽいもので、それを恥ずかしいと思っちゃったら何もできないかも。
お金とかもハンドレットクリックがあれば、いくらでも儲ける方法があるだろうし、
人の命運を左右するような願いを叶えるのは確かにプレッシャーがきつそうですね
そもそも願いが叶うって「どんな方法で」「どこまでの範囲が叶う」のかが全く明言されてないんですよね
「死んだ人間が生き返る」とか「不老不死」とかドラゴンボールや聖杯じゃないと叶わない気がします
とりあえず戌さんの株が上がりましたね
やっぱり良い人だったんだなあ……でも、あの養女のその後が心配……
子くんの願いには「妹が欲しい」もあった気がしますが、戌さんの養女を妹にすればよかったのでは?
ネットで聞いたところによると丑の願いは「助けが欲しい」
寅に助けられた彼もまた願いを叶えていたのかもしれませんね
ちなみにハーレムを主張してた猪さんの本心は「愛が欲しい」
割と歪な家庭環境でしたしね(でも、自分を慕う妹を謀殺しておいて願う事じゃない気も…)
こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
戌さんの養女はどうなったんでしょうね。確かに気になります。
>丑の願いは「助けが欲しい」
そうなんですね。助けるばかりで苦しかったんでしょうか。
じゃあ寅と丑は願いが叶ったんですね。
なんかこの2人だけロマンチックになってますねw
猪さんは、愛されキャラの妹が妬ましかったんでしょうね。
いっそ妹になりたかったのかも。
振り返ってみるとけっこう面白かったなーと思います。