冬は光が弱まるから宝石たちは冬眠をして過ごすのだそうです。例年、いつも一番最初に眠くなり、最後まで寝ているフォスが今年に限って眠くなりません。起きていたいと先生にお願いするのですが…。
光が必要な宝石たちが冬眠する設定も素敵です。光のない夜に活動が鈍ることを考えると納得で…。世界観も映像もいいですよねー。今期この「宝石の国」が一番好きです。最初の検討ではあやうく視聴リストから外すところだった。あぶない…!見て良かったです。
ここからネタバレありの感想です。
先週のアメジストたちの砕け方がかなり怖くて心にグサグサ刺さったのですが、あっさり無事で良かったです。あれだけの粉々も集めたんですね。宝石たちの執念すごい…。助かって良かったし三つ編みをおろした双子もかわいくて良かった。フォスの土下座もかわいかったです。
こんな目にあっても「フォスのお手本になろうとして張り切りすぎた」と庇ってくれたり、宝石たちはみんな優しいなあ…。そこから新しいタイプの月人の話を聞こうとしたのに足の速いフォスは逃げ出してしまって、もういません。優しくされていたたまれなくなった感じですね…。あれほど戦闘に参加したいと熱望しておいて、いざとなったら動けないというのが情けなく思ったんでしょう。でも最初の戦闘だし実際にフォスは弱いし、仕方ないんですよね…。とみんな思っていて、そのみんなの気持ちがわかるからフォスは余計に辛くなる。なんかこういうのよくわかる。
フォスが海まで走っていくところ、光るのはフォスの足のはずだったと思うんだけど…。髪から光が出てましたね。夜のシーンだからかな。きれいでしたね。
その後、シンシャの様子をこっそり見ていたフォスもかわいいんだけど…。こんなに気になるのに、シンシャの孤独がわかっていても、声かけられないんですねえ…。みんなが寝る(ここぞとばかりにアイドルみたいに着飾ってて全員かわいかった)ときも、シンシャは戻ってこないで一人で眠るんですね。なんとかならないのかなあ…。
後半のアンタークチサイトの登場も良かったですね!
アンターク、見た目も動きも美しくていろいろツボでした。先生にデレてるところもいいですねw 常温だと液体で、気温が下がると固化するんですね。だから冬の間だけ活動できる。こういうキャラが出てくるのも面白いなあ…。流氷を砕くところ、走っていって氷を飛び越えて着地して割る、一連の動きがきれいでほんと好き。
アンタークの手伝いをするはずのフォスが結局お邪魔になっていて、やっぱりなーと思って笑いました。アンタークはたびたびフォスを直してあげながら、でもちゃんと仕事は教えているし、いいところも見てあげていて優しいですね。フォスに「低硬度から勇気をとったら何も残らないぞ」というのが名言だー!と思いました。できないできないと言っていたら、できることしかできないままになってしまう…確かにそうなんですよね。ただ宝石たちは自分の性質は変えられないから…何にしてもコツを掴むくらいしか対応策がないような…?
カタツムリの影響か、流氷の言葉もわかるようになったフォス。先生が言うには流氷も鉱物だから話す、でも意思はないから言葉のようなものを話しているだけで意味は持たない…というのだけど。流氷には自分の心の状態が反映されるから気をつけなくてはいけないようです。
自分が変わらないとと思いすぎていたフォスですから…。アンタークにこれで腕力があれば、と言われてまた気になってしまいます。足を付け替えて早く走れるようになったなら、腕力をつけようと思ったら腕を変えるしかない。なるほどそりゃそうなんだけど…。でも失くした分、記憶も失われてしまうから、自分の体を変えれば変えるほどフォスじゃなくなってしまうような…?
海に落ちて両腕が無くなってしまって、またフォスは…!
フォスは毎度お騒がせキャラだけど憎めなくてかわいいんですよね。無事に解決してほしいです。
次回は月人が現れてアンタークが戦うようです…。どうなるのかなあ…。
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