合宿中に多々良と千夏は息が合わず、とうとう喧嘩になってしまいます。マリサは兵藤に多々良たちへアドバイスするように言います。兵藤と雫の提案でブラインドダンスをやってみるのですが、2人のギクシャクした感じは余計にひどくなってしまいます。
お風呂回ですね。
ここからネタバレありの感想です。
上手くいきそうでなかなか上手くいかない2人ですね。リードが下手な多々良とフォローが下手な千夏。でも2人でダンスしたいという気持ちはあるのにね。お互いに「ここはこうするのが正しいだろう」というのが強すぎるんですね…。清春の言うように、お互い少し歩み寄れば上手くいくのに、それができない。難しいです。
体内リズムが合っていないこともあるし、まず千夏が多々良のことがわからないから、清春たちに言われたとおりブラインドダンスを踊ってみても全く上手くいきません。清春たちは曲のイメージもピッタリ同じリズムで持っているけれど、多々良と千夏だと頭の中でイメージする曲が5小節もズレていました。…これどっちがどうだとは言っていなかったけれど、どちらが正確なんでしょう。早い・遅いでどちらも不正確極まりなく、反対方向にズレているのかな。
多々良が真子と一時的にカップルを組んでいたことを話していなかったのは意外でした。これは千夏が怒るのも無理はない気がします。真子みたいな上手いパートナーと踊っていて、実は自分が比べられてたのかと思うと悔しいし、嫉妬するなというのも無理かな。それに自分だけが唯一のパートナーだと思ってたのに実は2番目っていうのもモヤっとしますよねー。でも、すっかり拗ねてしまった千夏に、一生懸命ついてきて説得してくれる真子は優しいな。さりげなく自分の悩みも少し打ち明けて、千夏に譲歩しやすくしてあげたり、年下なのに…。
真子の自分以外に賀寿のパートナーが務まる人はいないといった言葉が、千夏にも響いたんでしょう。これまで誰と組もうとしても上手くいかなかった千夏。多々良ほど自分を見てくれている人はいない…。それなら多々良のパートナーは千夏しかありえないわけで、がんばらないといけないですね。
多々良も兵藤の言葉でリーダーとしてどうあるべきか考え始めたのも良かったです。雫への意地だけでダンスをしてるように言われたら考えちゃいますよね…。自分がみんなに勝てるとは思っていないけれど、同じ舞台で踊って、せめて印象だけでも残したい。いい目標だと思います。
2人がどう変わったかは、大会でのお楽しみでしょうか。
…お風呂シーン、男女ともにわりと長かったですね。