博物誌の編纂のことやシンシャのことで頭を悩ませているフォス。アイディアの出し方を教わるためにダイヤモンドに会いに行くのですが…。
キラキラのCGがとてもきれい。宝石たちの会話もかわいくて、戦闘などグロいシーンもありますが、全体的な雰囲気が美しくて好きです。今のところ面白く見ています。
ここからネタバレありの感想です。
見た目のキラキラした感じもいいんですが、例えばジェードがルチルに叩かれたときの音とか、ダイヤモンドの戦闘中の音とか、割と嫌な感じの音を出していて、そういうところも凝っていて面白いなあと思います。
第2話サブタイトルのダイヤモンドって、金剛先生(金剛石=ダイヤモンド)の話かな?と予想していたんですが、ちゃんとダイヤさんがいるんですね。しかも優しい美人さんでした…。さすがダイヤモンドっていうパーフェクトな見た目でした。意味のわからないことを言ってくるフォスにも「ほら私にもダメなところがあるから、許してね」って優しく言ってくれるの最高でした。しかも後ろから抱き上げてましたよ。ふわふわした会話がいい感じですね〜。みんなとても可愛いです。
ダイヤ(硬度は最高だけれど単結晶なので割れやすい)とボルツ(硬度も最高、多結晶なので割れにくい)の複雑な関係も面白いなと思いました。ボルツさえいなければ、って優しいダイヤも心の闇がありましたね…。「いてもいなくても同じ」この感情に名前をつけてくれというダイヤの発想も面白いです。(アイディアの出し方ってこういうことですね〜)。
ダイヤの戦闘もボルツの戦闘シーンも面白かったです。この前のシンシャの戦い方とはまた違っていて、硬度や特性を生かしているのがわかります。ボルツは怖いもの知らずって感じでしたね。月人たちの現れ方もものすごく不気味でいい感じなんですよね〜。とてもきれいなんですが、とても怖いです。
そして月人がボトッと落としていったカタツムリ…。アンモナイトの殻だけ置いていったのかと思ったんですが、わざわざ落としていったんだから危ないものですよね?消えないから月のものじゃない、フォスに調べておいて、って呑気に立ち去っていく宝石たち、おーい…絶対危ないですよこれ…。
カタツムリの姿も気持ち悪いことは気持ち悪いんですが、単純なグロテスクな方向にならないようバランスをとってるんだなと思いました。フォスが溶けていくのもグロいんだけど、グロくない…。残酷な美しさの表現というのかな。なんか感動しますね。
フォスはどうなるんでしょうね…?溶けても元に戻れるんでしょうか。予告をみると大丈夫なんじゃないかなと思いますが…。フォスの話し方とても可愛かったので、主人公なのに退場してしまったら悲しいです。
次回楽しみなんてもんじゃないですよ…。こんなところで切られたら気になる!