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2017年09月10日

劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い【感想】舞台挨拶

劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い 

観てきました。ちょうど今日は杉山紀彰さんと花江夏樹さんの舞台挨拶があるというので、せっかくならお話聞きたいよね…ということで。舞台挨拶付きの上映に行ってきましたよー。全部ひっくるめてとても楽しかったです。

感想はこの後書きますが、先に一言だけいっちゃうと、とてもかっこ良かったです!

▼下はパンフレット(800円)上の白いのは入場特典・第3弾のミニ冊子

ミニ冊子はプリズマ☆イリヤの設定画とそれについてのひろやまひろしさんのコメントとか、用語集で読むところたくさんあって楽しい一冊でした。用語集はラーメン屋さんの話もありますよ。笑いました。

では。ここから劇場版の感想です。ネタバレあります。
舞台挨拶の内容は最後に書いてます。舞台挨拶だけ読みたい方はこちら




美遊がイリヤたちに出会う前の話で、この作品では士郎はイリヤではなく美遊のお兄ちゃん。士郎はstay nightの士郎に近いけれど、またちょっと違うっていうところが良かったです。物語の最初では、いつものように切嗣に憧れる「正義の味方」の士郎なんですが、美遊と過ごすうちに「多数を救うために一人を犠牲にする正義」を自分が選択できるのか、心が揺れ始めます。自分自身がずっと空っぽの存在だったこと、そして正しい・正しくないではなく、自分自身が美遊を救いたいからという理由で戦い抜いていきます。

この劇場版のCM観てて、実はずっと不思議でした。タイトルは「プリズマ☆イリヤ」なのに、士郎メインっぽいし、桜が「聖杯戦争が始まりました」って言って泣くシーンがあったりで、謎だなあ…と思ってました。プリズマ☆イリヤなんだからイリヤの話じゃないの?って。この疑問は正しかったです…。タイトルはイリヤだけど士郎の話でした。舞台挨拶のときのお話で、劇場版が決まったとき杉山紀彰さんがイリヤ役の門脇舞以さんから「ほぼプリズマ☆士郎らしいよ〜」って言われたそうで、確かにプリズマ☆士郎でした。

そんなわけで士郎の色々が詰まっている作品になってます。本編(stay night)では頑なに自分の理想を捨てられず、それが自分自身の理想ではなく切嗣の願いをそのままコピーした「偽の願い」とわかっていてもそれでも捨てられなかった。そんな士郎が、美遊を育てているうちに本物の感情を自分の中に持てるようになっていくのがとてもいいんです。強くてかっこ良かった。

前半は士郎の日常生活をメインに描いています。学校ではジュリアンが親友で、部活は弓道部を続けていて部員は桜と二人だけ。家に帰れば美遊が帰りを待っていて、二人でご飯を食べたり美遊に物を教えたり、そんな生活を続けています。士郎は切嗣の遺志を継いで美遊の「使い方」を見つけなければいけないのですが、それは美遊の魂を永遠に地球に縛り付けることになるため、ずっと思い悩んでいます。美遊はそんなにたくさん出てきたわけではないのに、可愛さや賢さが伝わってきて描き方が上手いなと思いました。美遊が星を観ながら「本当の兄妹になりたい」と願いを口にしたときに、美遊の眼が赤く光ったので、もしかしたら神稚児の力を使ったのかな…と一瞬思ったんですが、この辺は謎ですね。士郎は美遊のことで悩み続けていますから。美遊の言うことに対していちいち困ったな、って顔をするのが印象的でした。

美遊に本当のことを話してそれから「本物」を始めようと士郎が美遊を朔月の屋敷後に連れていったところから、話が急展開になります。ジュリアンに美遊を攫われ、聖杯戦争が始まり、士郎を守ろうとした桜が殺されてしまい…。

士郎のところに、士郎を殺そうと現れたアサシン(慎二)が現れて桜を殺してしまう…というのはかなりショックでした。妹を助けたい士郎の目の前で、妹(桜)殺すんですよ。しかもこの慎二のキャラがぶっ壊れてる…。結果的にこの「妹殺し」で、士郎がブチ切れます。何もかも無くしてしまったけれど、まだ自分には「自分」が残っている、と自分自身を英霊として召喚するんですよ。士郎覚醒のこのシーンは鳥肌が立ちました。

士郎がとにかく強くて、最初にアサシンを倒した後は美遊を助けるためには聖杯戦争を勝ち抜くしかないと突き進んでいきます。サクサク勝ち進んで行くんですが、戦う相手に小ネタが仕込んであったりして面白かったです。(ケイネスとか)。最後のギルガメッシュ戦も良かったです。バトルかっこ良かったですよ!作画素晴らしかった。

そうやって戦い抜いて、美遊を救うんですが、士郎はきれいごとを言わないんですよ…。ともすれば切嗣と同じ思想のジュリアンに対して、自分は「悪で構わない」と言って美優のところへ向かうところは泣けました。

シリアス路線で重いストーリーでしたが、根底にあるものは暖かく、観て良かったなーと思いました。プリズマ☆イリヤもシリーズ結構長いんですが、改めて観てみよう…と思います。小さい女の子、ジャンルとしてはあんまり得意じゃないんですが、また別な見方ができそうなので!

書きたいことはたくさんあるのですが感想は以上で、
次は舞台挨拶の話を少し書きます。


舞台挨拶
上映後だったので、ネタバレOKでいろいろお話していただきました。30分くらいでした。

杉山さんは真面目そうで柔らかい雰囲気でした。花江くんはいつもどおりの飄々とした感じ!

まず最初の挨拶で
杉山「衛宮士郎役の杉山紀彰です」
花江「エイン…エ…ジュリアン…」←グダグタで杉山さんのツッコミが入るw
花江「エインズワースって先に言いそうになっちゃって…w」

覚えてるところで印象に残ったお話を書いていくと…

・作品について聞かれて
杉山「ほぼプリズマ士郎。いろんなところでプリズマ士郎って言われる」

・印象に残るシーン
花江「アサシン。こんなうるさいアサシンいるのか…って思った。
(士郎っぽいポーズをとりながら)向いてないよって言われたけど、ほんとそう」
(会場爆笑)(杉山さんも笑いながら同意)

・ジュリアンについて
花江「最初はギャグキャラなのかと思ったw」

・杉山さんから花江くんが出ているアポクリファの話をふられ
花江「すまない」(会場爆笑)

真面目な話も結構多くて、劇場版のアフレコはノイズに厳しいので、出番のない人はみんな一旦ブースから出ることもよくあるんだそうです。なので、自分の出番がないシーンはわからなくて、実際の上映をみて「こんな演技してたんだなー」と思うそうです。なるほどですね。

士郎とジュリアンの普通の日常物があったら面白そう、という話も出ました。全編ギャグでそういうのあったら確かに面白そうですね。お弁当持っていったときの激しいドン引き、全体のノリがああいう感じでしょうねw

杉山さんが、Fateワールドの作品を一つ観て、また別の作品をみて、とすると別な見方ができるようになるので、ぜひ色々観てほしい…というようなお話をされていて、ほんとにそうだなあと思いました。杉山さんの作品に対する思い入れも感じることもできて、とても良かったです!

2017年8月公開
原作:ひろやまひろし・TYPE-MOON(株式会社KADOKAWA 月刊コンプエース連載・角川コミックス・エース刊)
監督:大沼心
脚本:井上堅二、水瀬葉月
キャラクターデザイン:平田和也
アニメーション制作:SILVER LINK.
CV:杉山紀彰、名塚佳織、花江夏樹、下屋則子、他





posted by 白黒ウサギ at 08:53 | Comment(9) | TrackBack(0) | Fate
この記事へのコメント
白黒ウサギさん、こんにちはw
劇場版プラズマイリヤを見に行かれたんですね!
しかも舞台挨拶付きの上映なんてすごいですねw

舞台挨拶レポート面白かったですw
ジュリアンとジーク、かなりキャラが違うのに中の人同じなんですね。
「すまない」で会場爆笑というのは目に浮かびますw

「学校ではジュリアンが親友」って、一成はいない世界なのかしら。
「アサシン(慎二)」というのが???????なのですが、
実際に見てみないといけないですね。

私は見に行きたかったんですけど、よく考えたら、一緒に行ける人がいない…。
実は一人で映画館行ったことがなくって。。。
アニメの話のできる友達は数人いるけれど、うち何人かは最近アニメ見なくなったし、
未だにアニメ見てる子でも、劇場版を見に行きたいと思うほど好きなアニメのジャンルが違い過ぎて。。。

最近、会社で仲良くしてる人がアニメをよく見てるって言っていたけれど、
見てるのは主にノイタミナ系とかジブリらしくて、
fateの説明してみたけど、「聖杯戦争」って言ったら
何それプッっという反応だったので諦めましたw。

会社で受けるように言われている資格試験が来月あり、
そろそろ勉強も追い込みに入らないといけないので、
無理に映画館に行かずに、
レンタル開始されたら借りてみようと思ってますw

白黒ウサギさんはよくイベントレポート記事とか書かれてますが、
友人と行かれているのですか?それとも一人ですか?
それから、映画やイベントに一人で見に行ってる人っているのでしょうか?
もし1人で見に行ってる人がわりといるのならば、
私も意識改革して一人で行けるようにしなきゃなぁ。。。
Posted by 猫のしっぽ at 2017年09月10日 19:59
>士郎はstay nightの士郎に近いけれど、またちょっと違うっていうところが良かったです

大災害ではなく普通の規模の災害から切嗣に救助されたみたいですから、
命の恩人の切嗣に憧れてはいてもstay nightの時ほど正義の味方に対する執着というか強迫観念が強くなかったイメージですね
あと切嗣も士郎を息子というより舞弥さんと同じ弟子&助手として扱ってた感じですね
強化した定規であっさり鉄パイプをバラバラにするシーンがある事から
魔術の腕と知識はstay nightの士郎(物語開始時点)よりも上なのは確実ですね

>アサシン(慎二)が現れて桜を殺してしまう…というのはかなりショックでした

あの世界の桜も不幸な人生を送ってたみたいですしね(間桐の養子な時点で確定)
彼女が幼い頃から受け続けてきた仕打ちを思うと士郎に対する
「私は今とっても幸せなんですよ」というセリフが泣けます
好きな人と何気ない日常を送れる事が桜にとっては奇跡みたいな幸福なんですよ

桜の救済はHFまで待つしかないって事ですね

>しかもこの慎二のキャラがぶっ壊れてる…。

慎二を含め、ジュリアン側のカードの使い手はクズカードを掴まされた桜を除いて全員が死者の魂と能力を人形に置換してる『ドールズ』です
しかし、そんな無茶な魔術の代償として人格や記憶に異常をきたしてるんです

>戦う相手に小ネタが仕込んであったりして面白かったです。(ケイネスとか)

ケイネスはZeroと同じ水銀の礼装を併用してましたね
ちなみにライダーは雁夜 キャスターはアトラム(UBWのアニメに登場したメディアの元マスター)です

>小さい女の子、ジャンルとしてはあんまり得意じゃないんですが、また別な見方ができそうなので

本編のプリズマ☆イリヤは基本的に日常萌えコメディと熱血バトルを交互に繰り返していく構成です
序盤は萌え6・燃え4くらいの比率ですが、話が進んでいくにつれ燃えとシリアスの濃度が強くなっていきます

あと映画の終盤を見てわかるように、凛とルヴィアもレギュラーです
そして美遊と一緒にあの世界に来てしまったクラスカードが当面の敵で、こっちの武器にもなるってわけです
Posted by k at 2017年09月10日 21:19
猫のしっぽさんへ

僕は映画は友人や家族と観に行く場合と一人で観に行く場合がありますね

この劇場版プリズマ☆イリヤに関しては一度目は友人と、二度目は一人で観に行きました
ええ、二回も観てしまいましたよ、士郎が格好良すぎて

>「学校ではジュリアンが親友」って、一成はいない世界なのかしら。

一成どころか、ある理由のせいで凛も藤村先生もいない寂しい世界です
弓道部も部員が士郎と桜しかいないし…
Posted by k at 2017年09月10日 23:06
☆猫のしっぽさん

意外とすんなり予約できたので良かったです。
イリヤみたいに男性客がメイン層だと、
こういう男性キャストの舞台挨拶がある方が女性客が多くなるので逆に行きやすいです。
(友だちも誘いやすいw 作品に興味なくても一緒に来てくれます)

イベントは一人で行ったことはないですが、一人で来てる方たくさんいますよ!
朗読劇などの舞台とか、映画は一人でも行けますがコンテンツによりますねー…
プリキュア一人で行くのはハードルが高くて無理でした(浪川さんが出てたので観に行きたかった)
ガルパンは一人で行きましたが、女性ほとんどいなくて居心地悪かったです。
(居心地悪いだけで、特に嫌な思いをすることは無いです)

プリヤの世界では一成さんはいないんですよ。
今回の劇場版は士郎の話なので異色なのですが、
基本、魔法少女ものです。
カードを使って自分にサーヴァントをインストールして戦うんです。←多分w
ちゃんと観てないので私もわかってないんですが、
意外とシュールな内容だった気がします。

☆k さん
私ももう一回観たいと思うくらい、とても良かったです。

士郎は能力高い設定でしたね。
メジャー強化ソード(←呼び名わからず)かっこいいなと思いました。
黒鍵も使いこなしてましたし。ゲーム機一台分の値段だったらしいですがw

ライダーは雁夜だったんですね。アトラムはわかりましたよ!
あとセイバーはあの人でしたね…。
バーサーカーだけわからなかったんですが…?

ドライを全部じゃないんですが、たまに観てたので何となくわかります。
第1話がイリヤの入浴シーンだったので「これ無理だわ…」と思いながらw
その後もたまに観てました。
田中さんが面白かったけどとうとう正体がわからなかったのと、
子ギルががんばってたのと、ラーメン屋さんが印象に残ってますw

シリーズ最初から観てみようと思います。
観たいものが溜まってきて消化するのが大変なのですが
でもオススメは随時募集していますー!
Posted by 白黒ウサギ at 2017年09月10日 23:42
kさん、こんにちはw

映画って一人で行かれる方もいるんですね。
自分が今まで映画に行った時に1人で来ている人を見た記憶があまりなくって。。。

凛も藤村先生もいないとは驚きです!!
部員が二人しかいない部活が廃部にならないのもビックリです!!

HFの方はなんとしても見なきゃと思ってるので、
有休取って平日の人気のない時間帯にこそこそと行こうかなw
試験は10月末で、HF公開はもっと先だろうからその頃ならば時間の余裕はありそうだし。
Posted by 猫のしっぽ at 2017年09月11日 20:00
白黒ウサギさん、こんにちはw

作品に興味なくても一緒に来てくれる友人がいらして羨ましいです。
でも、私は友人に誘われてもあんまり興味ないと断るのでお互い様なんですけどねw
物語シリーズの傷物語3部作とか、魔法課高校の劣等生とか、断っちゃった〜w
テレビで放送してる分には見るけど、わざわざ劇場版までいいやって感じなのでw

1人で行かれる人多いのですね。
むしろ、1人かどうかよりも男性客が多い作品か女性客が多い作品かの方が
居心地の良し悪しに関わるのですね!!

浪川さん出られてたら見たいですよね〜www
私は、他には諏訪部さんだったら見たいです〜www

「ほぼプリズマ☆士郎」とか「基本、魔法少女ものです。」って言われると、
以前見た「これはゾンビですか」というアニメみたいに
男の子が魔法少女コスチュームに変身する姿を想像してしまいますwww
たぶん違うのは分かるけれどw
レンタル開始されたら確認してみますw
Posted by 猫のしっぽ at 2017年09月11日 20:04
バーサーカーは劇場版では省略されましたね
使ってたのはドライに登場したベアトリスです
釘宮理恵さん演じるジュリアン命の人です
原作でヘラクレスのカードは元は自分が使ってたと発言してます

なお彼女と士郎の戦いが省略されたのはヘラクレスのパワーとまともに戦っては勝てないと悟った士郎が遠距離からの「壊れた幻想」による不意打ちの狙撃で撃破
ベアトリスは倒されカードを奪われましたがヘラクレスの「12の命」の効力で生き延びた模様

で、いくら強敵とはいえ女の子をブッコロす士郎とか絵的によろしくない
って事で省略されたそうです

猫のしっぽさんへ

HFの第1作の公開は10月14日からですよ
まあ、1カ月は放映してるでしょうが

>男の子が魔法少女コスチュームに変身する姿を想像してしまいますwww

士郎がエミヤのコスチュームに変身します

固有結界「無限の剣製」も使いますよ
しかも剣の荒野ではなく剣の雪原です
固有結界は心象風景の具現化なので同じ「無限の剣製」でも士郎の心象の変化に影響されます(発動呪文も微妙に変わってます)
Posted by k at 2017年09月11日 22:45
☆猫のしっぽさん

こんにちはー。
私も物語シリーズ興味ないんですが、
西尾維新展、誘われたので行きました。すごーーーく並びましたよ!www



☆kさん
貰った冊子ちゃんと読んだらバーサーカーのこと書いてありましたー!
教えてくれてありがとうございます。

あの冊子とてもいいです。
Posted by 白黒ウサギ at 2017年09月12日 13:56
kさん、こんにちはw

>HFの第1作の公開は10月14日からですよ
えっっっ?!11月だと思ってました!
教えて下さってありがとうございますw

生まれ育った境遇が違うと固有結界も違ってくるのですね。
発動呪文はUBWでもアーチャーと士郎では英語と日本語という違いがありましたね。
Posted by 猫のしっぽ at 2017年09月12日 19:53
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