赤のセイバーと黒のライダーの戦いにホムンクルスであるジークが割って入ります。ジークが自分を助けに現れたことにライダーは驚き、そんなことのためにジークを助けたのではない、と言うのですが…。さらにそこに新たなサーヴァントが現れます。
ここからネタバレありの感想です。
これまで描かれてきたアストルフォとジークの話はとても良かっただけに、モードレッドとのこの戦いは観ていてとても辛いものがありました。自分を助けてくれたアストルフォの危機に(どう考えても勝ち目のない相手に)挑んでいくジーク。そして、それをまたアストルフォが庇って早く逃げろ!と叫ぶ。ここでもまたジークを気遣うアストルフォ…。この3人で戦うのはみんな好きなのでとても辛くて一体どうなるのか、何とも言えない気持ちで観ていました。誰か一人でも倒れたら辛すぎる…。
そう思っていたところに、さらに黒のバーサーカーも乱入してきます。フランちゃんも可愛いのに!…どうしよう。またここでモードレッドが黒のバーサーカーを「三下」って言うじゃないですか。聖杯戦争やってるんだから戦うのは仕方がないのに、ここにきてモードレッドの悪役感すごくないですか…?これまでの戦場以外での姿が可愛かっただけに、いきなり何だこれって感じですね。私はこういう大口を叩くキャラが基本的には好きなのと、セイバークラスは強くあってほしいので、おおーモードレッドいいじゃないかって思いました。
と思っていたんですが、あっさりとバーサーカーが倒され、さらにジークもざっくり刺されて、どっちもビックリしました。モードレッド強いな…。フランちゃんも驚いたんですが、ジークは勝ち目は無いとはわかっていましたが、何か主役じゃないかと思っていて、簡単に死なないだろうと高を括っていたのでものすごく驚きました…。このときの正直な感想は「え!先行上映で花江くん舞台挨拶に来てたよね?なのにここで死ぬの…?」←これw(悲しみのシーンが台無しになる私の感想……)
ジークが殺されたことでアストルフォが怒ってモードレッドにかかっていきます。ここで次はアストルフォが倒されるのかとまたハラハラしていたのですが…。危ないところで獅子劫さんから、黒のバーサーカーの消滅を確認したのか?と聞かれ、見ると武器だけ残してフランちゃんは消えています。どこへ…?と思った次の瞬間、モードレッドの頭上から襲いかかり、首を締めてモードレッドを拘束します。えええ…?
獅子劫さんは帰ったとは言ってもちゃんとサーヴァントをバックアップしていますね。さすがマスターの鏡です。ちゃんとモードレッドと獅子劫が繋がっているのがわかったので、この後の展開も何となく予想がつき…。
フランちゃんの最終宝具は、距離が遠くなると威力が落ちるから、セイバーにとどめを刺そうと思ったらああするしか無かったんですね。さらにカウレスの令呪と魔力で補強するという念の入れ方でしたが、それでも獅子劫だって令呪が使えるわけで、モードレッドは(そもそもあの鎧だし)大丈夫なんじゃないの…という予想どおり、かなりダメージは受けましたが無事でした。
この結末の予想がつかなかったことでカウレスは悲しんでいたけれど…。でも、その前の、最後の令呪を使うときに思い出したのが、あの花の舞い散る中にいたフランの姿でしょう。マスターとして何もしてやれなかったというけれどそうじゃないですよね。2人が出会えて良かったと思います。フランちゃんの望みが叶わなず消えてしまったことはとても悲しいけれど…。
この戦いの余波で死んだはずのジークが蘇るというまた新たなハプニングが起こります。フランケンシュタインの雷で死んだ者が蘇るっていうの、とてもいいですね。今週ほんとに面白かった(悲しいこともあったので、面白いという言葉よりももっといい言葉がないかな?と思うのですが…。単純に愉快という意味ではないです)。良かったよ、やっぱりジークくん主人公で合ってた、簡単に死なない(涙)。ジークとジークフリードが対面していたのは…死者の世界とかなのかな…?対話の中でジークが自分の行く道を自分で決断していくところはとてもいいと思いました。ジークの手に令呪が現れて、自分で自分の肉体に命ずる。自分で自分に。凄い。
ジークにジークフリードが憑依して復活するのは鳥肌ものでした…。
ジークの言葉遣いがちょっと微妙だったのはこれがあるからだったのかなー?と思いました。
ここでまた黒のライダーとの戦いはお預け、モードレッドとジークフリードの戦いになります。これが第1話での戦いの真相だったんですね。おー、ちゃんとみることが出来てよかった。これ普通にジークフリードとモードレッドなら、ジークフリードの圧勝という気がしますが、偽ジークフリード VS 令呪で強化したモードレッドですよね…。どっちが強いか微妙ですね。
で、今回とても強く言いたいのはですね…
モードレッドは悪くないよ、ってことです。まるで悪役みたいになっちゃってますけどね。
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Apocrypha今後の内容と、Staynight[UBW]のネタバレ禁止でお願いします。
(まだ私がUBW完走してないのでご協力お願いしますー☆彡)
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ようやく1話に繋がりましたね。
それにしても、抑え役がいない場合のセイバーの恐ろしさよ…
性格もじゃじゃ馬どころか暴れ馬だし…
(一応)騎士なので、ジーク君も刃が刺さらなければ、おそらく明確な殺意は向けられなかった…
逆に言えば、敵認定、脅威判定されると…
フランちゃんお疲れ様でした。彼女の幸運は悲惨な結末を迎えた割にB、
初脱落だけど、それを心底悲しんでいる人がいるカウレス君との相性なのか…
ごほん、個人的にはバルムンクを引き抜き、剣が輝きに満ちるところが美しかった…
余談 ジーク君の変身についてシロウさんが、数分が限度と言ってましたが
残り時間が1分になると、「胸の青緑色の部分が赤の点滅になる」という案があったらしいですw
私も、白黒ウサギさんと同じくアストルフォ、ジーク、フランちゃん、モードレッド
皆大好きなので今回の戦いは見ていて辛かったです。。。
おっしゃる通り、モードレッドの悪役感が凄かったですね。
獅子却さんとモードレッドの今までの描写がなくこの戦いから登場してたら、
モードレッドのことを嫌いなキャラ認定してたかもしれないくらい!
しかも凄く強い!!サーヴァント同士って1対1じゃないときついだろうと思ってたのに、
フランちゃんが増えた程度じゃたいしたことないって言い放ってましたね。
ジークがあっという間にコロされましたが、
その前にジークの剣がモードレッドの鎧を貫いて多少なりとも傷を負わせたのは驚きました。
モードレッドの鎧ってそんなにやわなの?それともあの剣はなんか特別なの?って。
そもそもジークの持ってる剣って
アストルフォが城内にあった適当な剣を渡したんだと思ってたんですけど。。。
ジークが甦ったのってフランちゃんの雷のおかげだったんだ?!
電気ショックみたいな?
よく分からないけど、ジークフリートの心臓が特別製なのかなって思ってました。
ジークが令呪持ってたのがよく分からなかったですが、
次回以降説明があるといいなぁw
ジークにジークフリートが憑依したことに対し、
シロウがいったい誰に対して何を怒ってたのかよく分からなかったなぁ。。。
黒のアサシンが少し出てきましたけど、携帯電話使ってるのがちょっとビックリ。
獅子却とモードレッド、カウレスとフランちゃん、などなど
マスターとサーヴァントはテレパシー(っていうのかは分からないけど)で意思疎通してたから。
「お母さん」は魔術師じゃないからってことかしら。
こんにちは。いつもコメントありがとうございます。
モードレッドは性格が激しいですよねー。
マスターが獅子号さんじゃなければ「ハズレ」認定ですね。
ジーク(緑)とモードレッド(赤)の光のぶつかり合い、
天まで届いてどちらも美しかったですね!
ここが前半最大の見せ場なのかも…と思いながら見てました。
来週どうなるのかなぁー…。ジークくんの退場はなさそうなので
モードレッドがどうなるのか?ってところなんですが。
がんばれ(;;)
あの胸の部分の光ってるのってそもそも何なんですかね?
☆猫のしっぽ さん
モードレッドの鎧は親譲りで堅牢なので(あの治癒能力も親ゆずりですね…)
ジークの剣が通ったのは、たまたまというか、
魔術回路で何とかしたんじゃないのかなー?と思って見てました。
魔力供給用だから魔力はメチャあるしジークくんは他より出来が良いから…
適当に都合よく解釈して見てます!w
フランちゃんの雷、元々のフランケンシュタインが雷で命を吹き込まれてる話で、
雷で生まれたフランちゃんの雷だから、それで死者が蘇生したのかなって。
だから面白いなと思いました。
ジークの令呪が出てきたのはどうしてなのかわからないですよねー。
説明ほしいです。ジャンヌあたりが解説してくれないかな。
シロウはジークが嫌なんじゃないですかね…。
予定外のキャラ登場に腹立ててたのかなーと思いました。
ジークの登場の仕方も嫌というか…
「お母さん」は魔力供給ができないので、魔術師じゃなさそうですね。
この人たちもそろそろネタあかし欲しいですね。
実はアニメだと尺の都合の駆け足展開でわかりににくいですが、
カウレスは敵が赤のセイバーと気づいてフランが仕掛ける前に二つ目の令呪でフランを強化してます
言い換えれば、強化されたフランでも鎧にヒビ入れるので精一杯だったって事です
あとあの剣は宝具ではありませんが、アストルフォの「武装」なので、当たればサーヴァントを傷つける事が可能です
ジークがフランの雷で蘇生したという解釈は正しいですよ
あの雷は自爆技であると同時に「第2のフランケンシュタインの怪物」を生み出す事が可能な宝具なんです
皮肉にも、フランの命と引き換えに彼女が望んでいた彼女の同胞を生み出す宝具なんですよ
結果として、ジークは二人のサーヴァントに生かされたという事ですね
フランはモードレッドに刺された時点で致命傷でした
もはや自分が助からない事を悟った彼女は自爆覚悟で切り札の使用に踏み切り、
カウレスも彼女の意思と覚悟を尊重し最後の令呪で後押ししました
生前、創造主に感情がないと罵られたフランは他人の感情に敏感であろうとしていました
彼女は令呪を通じてカウレスが最後に自分に向けた感情にも気づいていました
それは「誰かが自分の死を惜しんでくれる」という、かつて創造主から拒絶され
誰にも理解されず孤独な死を迎えた彼女にとって奇跡に等しいモノでした
フランは願いこそ叶わなかったものの、それに匹敵する価値のあるモノを得て満足しながら逝きました
シロウが怒ってるというかイラついてる原因はジークですが、その理由は彼の過去がわかるまでお預けですね
少なくとも単純に敵が増えたからじゃないです
>モードレッドは悪くないよ、ってことです。まるで悪役みたいになっちゃってますけどね
まあ、モードレッドにしたら、普通に戦ってるだけですしね
敵に罵声を浴びせるのも戦場では珍しくない行為だろうし(お前が敬愛する父上なら絶対しないぞ、というのは置いておいてw)
ジークを倒したのもジークの方から乱入してきたわけですしね
ちゃんと「名前は覚えておく」という意味の事を言って最低限の敬意を示してますし
自分もアーサー王の細胞から作られたホムンクルスだから思うところがあったのかもしれませんね
こんばんは!いつもコメントありがとうございます。
フランの攻撃でヒビが入ったところに当たったので、ジークの攻撃も通ったんですね。
じゃあちょっと偶然の要素も大きいのかな。
剣はアストルフォのものだったんですね。(城の備品かと思ってました)
ジークフリードのことといい、フランのことといい、
よく出来ているお話だなーと感心してみてます。Apocrypha 面白いですね。
セイバー同士はここで決着がついたらもったいない気がするので
一旦おあずけになってほしいなと思います・・・・
他のサーヴァントたちの戦いも気になります。
あとジャンヌも。
ジークフリードの胸から顔にかけてのラインは、
私見ですが、竜殺しの時に背中についていた「菩提樹の葉」を
イメージしてデザインされたと思います。(聞かれてなければ考えなかったのは内緒w)
…ああフランちゃん…お疲れ様
彼女は望んで暴れたわけじゃないので、悲しいけど救われて逝ってよかったのかも…
少なくても、戦場より花畑が似合うと思います。
1.敵の精神攻撃で錯乱したサーヴァントを正気に戻す
2.敵がセイバーだと気づき、仕掛ける前に強化
3.サーヴァントの意思と覚悟を尊重し後押し
フランへの接し方といい精神面に関してなら、かなり優秀なマスターでした
残念ながら魔術師としての能力はそこまででなく、
相手が能力・経験・人格を備えた獅子劫さんだったのが不運でしたね
もし獅子劫さんが他の赤のマスターのようにシロウに洗脳されてたら、
あるいはモードレッドはここで倒れていたかもしれませんね