TOP バチカン奇跡調査官 バチカン奇跡調査官【第5話 天使と悪魔のゲーム】感想
2017年08月12日

バチカン奇跡調査官【第5話 天使と悪魔のゲーム】感想

第5話 天使と悪魔のゲーム 

ローレンと平賀が出会った頃の話。
バチカンの奥深くに幽閉されていたローレンから、ある日指名された神父は平賀でした。知能指数計測不能の天才であるローレンは、自分と対等に話ができると判断し平賀を選んだのですが…。

謎の人物ローレンの過去の話、原作では本編から少し外れてスピンオフの短編です。平賀とローレンが天使と悪魔のゲームをやりながら、不思議な話をする…という。面白い話なのでわりと好き。

ここからネタバレありの感想です。



ローレンは生活環境は特に問題なく両親からも愛されて育ったのですが、人としての倫理観が欠けているようです。改心させる見込みはなく何をするかわからないのですが、それでも天才的な頭脳は惜しく、扱いに困ってバチカンに幽閉されています。神父との対話も、どうせなら自分と対等に話せる人がいい…ということで、平賀が指名されてやってきます。

ローレンの犯罪のことも何も思わず、まるでどこか別の、もっと自由な場所にいるかのように自然に平賀が話しかけるのが印象的ですよね。平賀もローレンの論理優先の思考はわからなくもない感じなのかな。平賀のフラットな性格はわりと好きだなと思います。ローレンのような相手にも抵抗も差別意識も何もなく、普通に接することができるんですよね。

天使と悪魔のゲーム…、第一話に出てきましたが、その時は長い紙で平賀一人でやってましたよね。まさかあんな大きな装置が出てくるとは…。いきなり出てきたのでちょっと笑いました。途中で誰かに持ってきてもらったんでしょうか。そしてこれ多分自作ですよね。これ作ったのか…というのも驚いたんですけど。でもまあ、いきなりこんなものを出してきて、ローレンの信仰をゲームで決めようなんて言われたら、ローレンも興味を持ちますよね。面白いですもん。

そしてゲームをしながら、平賀がある人物の話をはじめます。父親が悪魔で、千の願いが叶う呪いをかけられた男の話です。望めば自分の思い通りになるという状態は、人を縛る檻にもなるのですね。試されたのはその男自身というよりも、その男の母親の方だったのでは…と思うような話でしたが。何をやっても母親に「願い事の力ではないのか」と疑われ、そうではないと証明するために男は常に努力を続けなければならなかった。母親も亡くなり孤独になったとき、ある女性と出会い愛し合うようになるのだが、その女性の正体は実は…という不思議な話です。

男の話を聞かされた、当時まだ高校生だった平賀は男は悪魔に負けたのではないと答えます。愛情と信仰の話でしたね。男は実はかなりの有名人ですが、調べてみても男の話が嘘だったかどうかわかりません。ローレンも後で調べますが、結局わからずじまい…。でも、ローレンの心に刺さる話になったようですね。この後、聖書に付箋が増えていてきちんと読んでいるのがわかります。

最後にロベルトの話をしたときのローレンのイラッとした顔が可愛かったです!これは原作には無かったですね〜。アイロンが上手いとか料理を作ってもらったとか、楽しそうに話す平賀にローレンが怒ってる…これは平賀が悪いですよ…。ローレンはやりたくてもできないことのほうが多いし。もうちょっと気を使ってあげよう。

そしてこの後、いつものソファで「ロベルトのことをいつも考えてる」ですよ!
わぁ…そういう話だったかな、バチカン…? でもみんな可愛いですね。

原作「天使と悪魔のゲーム」短編集です。
ロベルトの過去と平賀の出会いの話もあります。






前へ:バチカン奇跡調査官【第4話 それでも尚、我は神を信ず】感想

posted by 白黒ウサギ at 03:22 | Comment(2) | TrackBack(1) | バチカン奇跡調査官
この記事へのコメント
白黒ウサギさん、こんにちはw

ローレンはバチカンの情報局のエリートなのかなと勝手に予想してましたが、
全然違ってたのでビックリしました!
ロベルトと面識がなかったのも納得です。

とはいえ、アニメだけでは
ローレンが両親の愛を受けて育ったのに〜みたいなことは分からないので、
説明ありがとうございます。
幽閉されていてもネットは自由に使える環境にあるのが不思議な感じです。

天使と悪魔のゲーム、囲碁かオセロみたいに見えるけどきっと違うんでしょうね。
1話では何百手も先を読んでるというのを聞いて驚きましたが、
ローレンが話し相手に選ぶくらい知能指数が高いのですね。
あの巨大な輪みたいな装置って、ゲーム板みたいなものでしょうか。
アニメでいきなり出てきて何だろうって思いましたよw

父親が悪魔だというブリーケット氏が実は有名な人で本名は…って
その後を教えてくれないのが気になったのですが、
そこはあんまり重要じゃないのかしら。
不思議な話でしたね。

画面に出て来た洋書が何なのか分からなかったのですが、
「聖書に付箋が増えていてきちんと読んでいるのがわかります」って、
あれ聖書だったんですね。教えて下さってありがとうございますw
ゲームに負けたから、一応聖書を読むようになったんですね。
神への信仰心は芽生えてなさそうな気がしますが。

平賀がロベルトの話をした時、ローレン不機嫌そうでしたね。
原作にはなかったんですね〜w
私はローレンにできないことをロベルトができるから、というよりも、
単に唯一の親しい友人が他の友人のことを話すことに嫉妬したのかと思いました。
原作にないならば、自由に解釈してよさそうですねw

ひとつ疑問ですが、
この作品では神とか悪魔とかが本当に存在するという設定なのでしょうか。
平賀がいつか本当の奇跡に出会いたいと思ってるというなら、
現実世界と同じで存在しない世界だと考えていいのでしょうか。

Posted by 猫のしっぽ at 2017年08月12日 21:31
☆猫のしっぽさん 

こんばんは〜!いつもありがとうございます。

ローレンは情報局の所属だし学歴はエリートなので、それで合ってますw
ネットは、原作では平賀がお願いして使えるようになりました。
(平賀にどんな権力が…と思いますがw そこはツッコミなしで)

>単に唯一の親しい友人が他の友人のことを話すことに嫉妬したのかと
そうなんです!そういう意味なんですけど、
私の妄想が行き過ぎてましてw
「俺だって自由があればアイロンぐらい…」って思ったかなってw

バチカンの世界も現実の世界ですよ〜。
今回のブリーケット氏の話は、真偽不明な不思議な話ということだと思います。
平賀は神も悪魔も実在すると思ってます。(そりゃそうですよね)
Posted by 白黒ウサギ at 2017年08月13日 02:54
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/180628510
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

バチカン奇跡調査官 TokyoMX(8/11)#05 [ぬる〜くまったりと]
V. 天使と悪魔のゲーム 悪魔的なほどの天才犯罪者ローレン。バチカンが彼を引き受け拘束していた。彼は複数の特許を取得しており、それが莫大な資金を生み出す。そんな彼が自分と同じ知的レベルの平賀を週一の説..…
(2017-08-12 11:41)