TOP CHAOS;CHILD(カオスチャイルド) CHAOS;CHILD SILENT SKY【感想】
2017年08月08日

CHAOS;CHILD SILENT SKY【感想】

CHAOS;CHILD SILENT SKY 

シュタインズ・ゲート ゼロのアニメ化が進行中らしいですね。楽しみですね。というわけで同じ科学ADVシリーズ「CHAOS;CHILD SILENT SKY」の感想です。

2017年6月公開
アニメ版の後日談にあたる「SILENT SKY」13話、14話を期間限定で劇場公開した後、dアニメで配信が始まっっていたので視聴しました。観よう観ようと思っていて、でも色々と忙しく…。やっと観ることができました〜。

本編は拓留が主人公でしたが、今回の話は世梨架視点で進みます。ゲームでのトゥルーエンドにあたる内容ということなので、世梨架ルートがトゥルーエンドなのかな…。そう思うと何ともいえない気持ちになりますね…。本編の終わり方が曖昧でよくわからなかった部分はクリアになるので、そういう意味ではスッキリするので「SILENT SKY」おすすめです。ただ、見る側が期待するような流れかというとそうではない気もしますね…。ちょっと切ないです。

ここからネタバレありの感想です。




これまでの本編の内容を世梨架が夢として見るところから始まります。いきなりこれまでのことは夢って何なのだ…?と思うのですが、実は世梨架は記憶喪失になっていました。渋谷地震で助け出されたときに身分を証明するものがなく百瀬に世話になり、その時から渋谷に行ってはいけないと言われていたのに復興祭に行き、事故に巻き込まれて記憶喪失に…ということのようです。お腹には事故のときの大きな傷が残っています。そしてまた絶対に渋谷に行っては行けない(事故の怖い記憶を思い出すから)と言われ、今は横浜で一人暮らししています。

…という始まりなのですが、カオチャってそもそも妄想の話なので、世梨架のこの話が一体どういうことなのかサッパリわからないまま観てました。いちいち記憶を失くしてる上に百瀬さんが出てくるのは怪しいな?と思いつつも、でもこれまでのことは全部妄想なのかもとか、平行世界の話かなとか。カオチャ難しいわ…。

実際に渋谷に行って世梨架が目にしたものは「カオスチャイルド症候群」と呼ばれる人たち。これが衝撃的でした…。顔は老人なんですが高校の制服を着ていたり、服装が若いんです。渋谷地震を経験した子どもたちに起こる老化現象で、妄想を共有する能力もあるため自分たちが老化していることには気が付かず、年齢通りの見た目にお互いが見えている…というものらしいです。そして彼ら患者たちの受け皿となっていたのが碧朋学園(実質収容所みたいなところでしょうか…)という。

渋谷で記憶の底を刺激された世梨架が碧朋学園に入り自分と来栖(顔は老人)の写真を見たことを発端に、百瀬に会いに行き、AH総合病院の久野里に会いに行き、昏睡状態の来栖たち(みんな老化している)を見てまた衝撃を受け…最後は拓留に会い、真実にたどり着くわけです。

拓留は新ニュージェネ事件の犯人として逮捕されますが、唯一カオスチャイルド症候群が治った患者でもあるため、治療法を探すために特別措置としてAH総合病院で密かに調べられていました。拓留が本編の最後に病院で寝ていたのは、こういうことだったのか…とわかるのですが、やっぱりカオチャ難しいw

世梨架の協力で病院から移設した研究施設が学園内に隠されていたことがわかり、そこで拓留の脳波をスキャンし、例のあの絵を症候群の患者たちに見せることで妄想の世界から帰還させる=症候群が治る…ということになります。怪しい先生(新聞部の先生だよね?)が乱入してきて揉めたことで拓留がもうギガロマニアックスとしての力がないこと、好きな女の子(世梨架)を守るために力を捨てたこと…がわかります。実験は成功して来栖たちも症候群から抜け出すことが出来て、拓留は移送されます。何もかも世梨架は思い出しますが、ふたりとも離れて生きていく道を選ぶ…で、エンド。

ちょっと怪しいと思ってた学校の先生は、やっぱり怪しかったんだー!っていうのがわかって、そこはスッキリしました。でもやっぱり尺が足りないのかな、サクサクっと駆け足で話が進んでしまいましたね。ネタばらしは引き伸ばしても仕方ないのでサクサク進んだのは良かったと思います。

でも世梨架の気持ちの変化をもう少しじっくり描いてほしかった気もします。記憶を失くしてる上に拓留が犯人だと思いこんでいるとはいえ、面と向かって拓留に最低だとか大っ嫌いとか言うのはビックリしました。(ええ…世梨架のせいなのに…?)世梨架は本編で怒ったり何かに強い嫌悪感を示すようなところがあまり無かったから、ほんとに驚きました。可愛い世梨架であって欲しいっていう私の希望が入ってるのかもしれませんけど。世梨架に言われたことを特に否定もせず、泣きながら受け止めてる拓留を見てたら辛くなりました。

この後の、世梨架が記憶を取り戻してからが、もうちょっと丁寧だったら良かったかな。泣けるところだし、最後の終わり方はとてもキレイだなと思ったので、そこはちょっと残念に思いました。←そう思ったんならじっくり原作ゲームをやりましょう、ってことなのかなー。

それでも、拓留の最後のセリフはほんとに泣けます。世梨架のことを思って、別々の道を行くことで一緒に生きる…って。世梨架を光の中に送ることで自分は暗い方へ歩いていくしかないのにね。



posted by 白黒ウサギ at 00:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | CHAOS;CHILD(カオスチャイルド)
この記事へのコメント
お久しぶりです。
SILENT SKY、切なくも綺麗なラストですよね。
原作では個別ルートを周回してからのネタばらしなので
共通ルートのどんでん返し続きから個別ルートで心を折られ
満を持して始まるトゥルールートでの大どんでん返し。
悟りを開いた拓留とシンクロした状態で真実を知っていくので、プレイ後は心に穴が空いたような虚無感に包まれるんですよね。
ラストのシーンからシュタゲと対極の作品とも呼ばれ、万人向けではないが間違いなく名作と評価されました。
ファミ通で行われたゲームジャンル別総選挙「ADVゲーム総選挙」でもシュタゲ1位、カオチャ10位と両作ともTOP10入りでした。
https://www.famitsu.com/news/201706/19135833.html
それだけにアニメ版は尺が足りなかったことが、とても悔やまれましたね。
2クール以上でトゥルーまでアニメ化出来たなら、アニメ版もシュタゲと並ぶ評価になったかもしれません。


ここからは関連作品の紹介ですが
ゲーム「CHAOS;CHILD らぶchu☆chu!!」
見た目や中身はピンクでファンディスクですが、続編要素を含むFDとなっています。
原作ゲームプレイ後を推奨します。(アニメでカットされた要素(個別ルート等)を含む為)
http://chaoschild.jp/lcc/

小説「Chaos;Child -Children’s Revive-」(カオスチャイルド チルドレンズリヴァイブ)
原作トゥルーエンド後を描いた後日談小説になっています。
拓留以外のヒロイン達の視点から描かれた後日談で「その後」が描かれます。
こちらは原作メインライター書き下ろしになっており、挿絵もキャラデザの人の書き下ろしでとても評価が高い後日談となっています。
こちらもゲーム本編プレイ後を推奨。
http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063815849

漫画「CHAOS;CHILD 〜Children’s Collapse〜」(カオスチャイルド チルドレンズコラプス)
久野里澪が主人公で原作メインライター書き下ろしの公式スピンオフ漫画です。
シュタゲとのクロスオーバーで紅莉栖やダルが登場する作品でもあります。
原作共通ルート後(アニメ12話後)から始まり、3年前の2012年から回想する本編前日談となっています。
現在ニコニコ静画(マンガ)でも連載が読めるようになっています。
http://seiga.nicovideo.jp/comic/27847
Posted by SARAI(仮) at 2017年08月08日 16:04
☆SARAI(仮) さん
こんばんは!お久しぶりですー。
SILENT SKY、ほんとに美しいエンディングで、観て良かったです。
猟奇殺人事件…から始まるから、万人向けではなくて惜しいですね。
ハッピーエンドかというと難しいですし…
ただ、拓留にとってはあれでハッピーエンドなんですよね。(それが凄いことだと思う)

関連で小説とかもあるんですね。
うーんやっぱりゲーム本編プレイしないと…って感じなんですね。
いつもいろいろ教えてくださってありがとうございます!
参考にします〜!!
Posted by 白黒ウサギ at 2017年08月08日 22:38
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