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2017年06月24日

正解するカド【第11話 ワノラル】感想

第11話 ワノラル 

ヤハクイザシュニナは真道の複製体とともに“ナノミスハイン”を急速に世界に広めていきます。一方、沙羅花と真道は隔絶空間の中で回復しつつ、ヤハクイザシュニナに対抗する手段を考えます。方法は一つだけある、と沙羅化が言うのですが…。

謎の異方存在だったヤハクイザシュニナが、今は目的をもった「悪」になってしまっているのがちょっと…と思ったのですが、それでも単純な「人類 VS 異方」の展開にはならなかったのはいいなと思います。ああなるほどー!そうなるか!!っていう第11話でした。

ここからネタバレありの感想です。



ナノミスハインの広まり方が怖い勢いでした。特設イベントが世界中ではじまり、ナノミスハインに触れる人が増えていきます。カドからボトボトと量産されるナノミスハインがちょっと怖い。

真道の複製体はまったく真道なんですが、全面的に協力しているところを見ると、ヤハクイザシュニナの話の真相は知らないんでしょうね。ザシュニナの様子がおかしいところも何となく気がついているようですが…。ザシュニナも眠っていて“夢”を見たり、以前とは違ってきています。真道に話があると言われても「任せる」といいまるで心ここにあらず、です。心なんてあったっけ…?この宇宙の中にいて、人と一緒に過ごすと変わってくるのかもしれませんね。沙羅花のように。それにしても…。

あのザシュニナが、ロッキングチェアに座って湖畔で本を読みながら、真道に貰った栞を眺めてたそがれるって。真道の複製体はあくまでも複製であって本物じゃないんでしょうね。確かに途中から分岐してしまったので、この時点で正確に同じものではなくなってしまっていますが…。ただ、人類をそれでも「本物がいい」「“あの”真道がいい」と思うのは、ザシュニナの中で「本物がいる」と思っているからに過ぎません。カドの中で次々と真道の複製を作っては壊す、まるで狂気を感じるような、精神的に追い詰められているような…。

一方、沙羅花と真道はザシュニナを何となしなくてはと行動を起こします。問題になるのはフレゴニクス。ザシュニナにも沙羅花にもフレゴニクスがあるが、まずザシュニナには敵わない。人である真道にはフレゴニクスがなくザシュニナには触れられない…。でも一つだけ方法があるかも。ということで、品輪博士と花森を引き込み、フレゴニクスを打ち消す装置を作ることになります。

以前、沙羅花がフレゴニクスについて品輪博士に食い下がってたのは、ここに繋がるんですね。今思えば、沙羅花も異方存在だから色々知ってる筈なのに何だったのかと思っていたんですが、沙羅花なりに最後に何が問題になるかわかっていて、解決方法を模索していたんですね。なるほどー…でした。

肝心の装置はというと、品輪博士の謎の超科学力で解決したなー…という印象も無くはないのですがw この辺は、元々、品輪博士は天才だしナノミスハインに触れて更にいろいろ理解してたし…ってことでいいですかね。考えついたものはフレゴニクスと触れ合ったときに相殺するアンタゴニクスというもの。意外なことに着るものでしたw バトルスーツのインナーみたいで、真道さん一気にSFの主人公みたいになってました(いえ、いまもSFの主人公だけど)。

真道はこれを使ってどうするのかというと、ザシュニナと敵対するのではなく「交渉したい」。異方はただ情報が欲しいのではなく「驚きたい」のだと。何かするんでしょうね。でも確かに、これを着てフレゴニクスを消したらビックリすると思います。でもそれだけじゃないんでしょう。花森も沙羅花も泣いていたから、フレゴニクスとアンタゴニクスと双方が打ち消し合うっていうのは…。もしかしたら真道とザシュニナも消えてしまうということなんでしょうか。それとも人類を助けてもらう代わりに真道だけがザシュニナと一緒に異方に行くとか。特定の人を悲しませる考えなのはわかるんですが、どうなるんでしょうね。

そして装置を作っている間も時間は過ぎて、ザシュニナの方ではナノミスハインで人の準備が充分にできたと、カドが世界を飲み込み始めます。再びザシュニナの前に現れた真道を見て、ザシュニナが泣きそうな顔で「会いたかった」と。

カドの面白さって、SF的な謎解きも面白かったんですが、出てくる人たちの魅力っていうのが大きいかなと思います。真道が急に町工場にいって意味のわからない装置を作ってくれと頼んでも受け入れられる。真道のために、道にしゃがみこんで大泣きしてくれる部下がいる。夏目さんも自分のことよりも(複製体の方ですが)真道の心配をしてましたよね。真道の人徳を感じます。沙羅花のことは言うまでもないですが。最後はザシュニナにまで会いたかったと言わせてしまう。真道の「交渉」には「相手の願いを叶える」というのがあるからですね。優しいんだな。

次回はとうとう最終回ですね。どういう決着になるのか楽しみです。




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posted by 白黒ウサギ at 11:00 | Comment(3) | TrackBack(1) | 正解するカド
この記事へのコメント
白黒ウサギさん、こんにちはw

>真道の人徳を感じます。沙羅化のことは言うまでもないですが。
>最後はザシュニナにまで会いたかったと言わせてしまう。

まさに真道もてもてですねw男女問わず人外問わずw

沙羅花と真道がすでに恋人同士のような感じになっててビックリです!!
沙羅花が真道の腕に抱きついてたり、
沙羅花が分離した腕を真道の胸に置く時に服の下からだったり、
泣いた沙羅花に真道がキスしたり、
照れてる感じがなくて自然にって感じがもう恋人同士です!
いったいいつの間にそうなった?!

品輪博士を沙羅花と真道が拉致した時、
ザシュニナは気付いたのか意味ありげな表情でしたね。
泳がせておけばまた会いに来てくれるという期待があったのかしら。
Posted by 猫のしっぽ at 2017年06月25日 20:42
白黒ウサギさん、こんにちはw

追伸

今回、沙羅花が沙羅化になってたり、
情報が除法になってます。。。
細かい話ですみません。
特に後者は本編見た直後だったら分かるけど、時間が経ってから読み返すと「?」になってしまうかと。。。
Posted by 猫のしっぽ at 2017年06月25日 21:49
☆猫のしっぽさん

おおー、誤字たくさんあってすみません><
修正しましたー!沙羅花←めっちゃ変換しにくいです><
教えてもらえないと自分では気が付かなくてそのままになっちゃうので、
指摘してくださるの本当に助かります!

真道と沙羅花はホントいつの間に…って感じですね。
実家に連れて行ったときは何でも無かったのにw

ザシュニナのあの「フッ」って笑顔!笑った〜!!!ってビックリしました。
多分、いろいろわかってるんでしょうね。
もしも真道と沙羅花が自分に対抗してくるとしたら、品輪博士を頼るだろう、とか。

品輪博士、そういえば、感想に書くの忘れたんですが、異方へ行きたそうでしたね?
この辺も何かキーになるのかな…。

最終回楽しみですね。
Posted by 白黒ウサギ at 2017年06月26日 02:12
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正解するカド TokyoMX(6/23)#11 [ぬる〜くまったりと]
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(2017-06-24 17:12)