2017年7月25日。羽田空港上空に巨大な立方体が現れる。偶然その時に旅客機に乗っていた外務省の交渉官・真道は、そのまま立方体へ飲み込まれてしまう。一体何が起こっているのか…?
予想以上に面白かったです。CGアニメーション作品ということなのですが、とてもキレイだし動きも自然な感じでいいな〜と思います。まだ始まったばかりで情報量が少なく、何もかもが謎です。これからだんだん解明されていくのが楽しみになるような展開でした。
ここからネタバレありの感想です。
前日譚としてAmazon限定公開の0話があるのですが、プライム会員ではないので未視聴です…。ちょっと気になりますが、あらすじをサクッと見ると立方体の謎が〜というよりも真道がどんな人なのかわかるようなそんな話なのかな…。
さて第1話です。外務省の交渉官である真道と、補佐役の花森が搭乗した旅客機が離陸しようとしたとき、上空からいきなり謎の立方体が現れます。どんどん近づいてくるにつれ、その異常な大きさがわかってきます。高速で近づいてきた立方体を避けきれず、旅客機はそのまま立方体へ飲み込まれてしまいます。
この立方体、一体どんなものなのか全く不明です。飲み込まれていくときも押し潰されるような感じはなくて、ゼリーに食い込んでいくような、そんな感じで包まれていくのですが…。飛行機の中にもドロドロと流れ込んできますが、花森の手がゼリーに包まれて、とれない!!って叫びながら振り回したときが怖かったです。花森の手もゼリーと一緒に伸び切っていました。一体化してるような…?
CGのキャラですがしっかりしたデザインできれいでいいですね。動きも重さがあっていい感じです。真道が飛行機の外を見るために花森の肩に手を置いて身を乗り出しているところとか、ちょっと良かったですね。細かい動きも丁寧です。立方体の表面がずっと動いているのもきれいだけど不気味な感じで面白い…。
羽田空港の一角に謎の立方体が現れたことで臨時対策本部が開かれます。行方不明の旅客機が巻き込まれたことで騒然とするのですが…。
会議に乱入してきたのは品輪博士。物理学者でたまたま別な会議に出席中だったところ、立方体について意見を聞かれたので説明に来ました…と。この博士、可愛いいしとてもいいキャラでした。今わかっていること・わからないことを整理しながら上手に説明してくれたなぁと思います。「これはおいおいわかるとして…」などのように保留しておくことも折り曲げながら、いかにも理系の何かちょっと個性的な部分も発揮しながら話していくのがとってもかわいい!そして博士のおかげで話もわかりやすくなって、ありがとうございます…w
その品輪博士の説明で、旅客機はそのまま立方体に飲み込まれている可能性がある、つまり生存者がいるかもしれない、という仮説が立てられます。やっと乗客の救助が第一目的となります。良かった。
品輪博士が自衛隊と協力しながら、放射線や可視光線がどうなっているか、どこまで近づけるか、いろいろ実験を行うところも面白かったです。実際に壁にぶつけたらどうなるか調べようというところでは、「これは高いんです…」と高価なドローンは使っちゃだめだったり、いろいろ出てきてほんと面白かった。最後は戦車から徹甲弾で立方体の端を狙い、どうなるのか調べる実験をするのですが…。
結果は命中、でもそのまま爆発もせず弾き返されてしまいます。呆然とする関係者たち。実験前の品輪博士が言ったとおり、こうなると今の人類では解くことのできない謎の立方体だという現実が突きつけられた瞬間でした。打つ手無し…?とその場の全員が思った瞬間、立方体に変化が怒ります。上部が動いて開き、中に階段が作られたのが見えます。そして、出てきたのは真道と「ヤハクィザシュニナ」と名乗る謎の白い髪の男でした。
立方体が何なのか、中で一体何が起こっているのか、ヤハクィザシュニナが何者なのか、第1話からわかることは何もありません。でもとても面白かったです。品輪博士がとにかく可愛い。白い人も美しくていいですね。続きが気になります…!
総監督:村田和也
脚本:野アまど
キャラクターデザイン:有坂あこ
制作会社:東映アニメーション
キャスト:三浦祥朗、寺島拓篤、M・A・O、斉藤壮馬、赤羽根健治、伊藤静、釘宮理恵
脚本:野アまど
キャラクターデザイン:有坂あこ
制作会社:東映アニメーション
キャスト:三浦祥朗、寺島拓篤、M・A・O、斉藤壮馬、赤羽根健治、伊藤静、釘宮理恵