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2017年03月18日

青の祓魔師 京都不浄王篇【第11話 光輝燦然】感想

第拾壱話 光輝燦然(こうきさんぜん) 

ついに降魔剣を抜くことが出来ました…!青い炎に包まれて、悪魔の姿になる燐。不浄王に挑んでいきます。勝呂の体力もそろそろ限界…、燐、間に合うの? そして藤堂と戦っている雪男もどうなった…?

今回すごく良かったです。いつもいいんだけど、特に!

ここからネタバレありの感想です。



結界を張っているのが勝呂だと知り、シュラが勝呂と燐の元に駆けつけます。やっと降魔剣が抜けた燐は不浄王に挑んでいきますが、どう戦えばいいのかまだわかりません。勝呂はシュラが炎で守るから、燐に「自分の居場所は自分で作れ」と戦ってくるように言うのですが…。

燐が裸足で不浄王に向かって駆け上がっていくところ、とてもかっこ良かったです。ジャージにポンチョ姿なのに、かっこいいって思えるんだから不思議ですよね。やっぱり主人公はこういう感じで、相手が大きくてもくじけずに向かっていくのがいいですね。でもまだ燐は迷ってる。どうやって戦えばいいのか、自分は何のためにここにいるのか…。シュラさんの言う自分の居場所を自分でって、厳しいなあと思って観てました。何もしなくても自分の居場所なんて生まれたときからあるのが普通、周りが用意してくれてる子の方が多いですよね。でも燐は違うんですよね…こういうの心に刺さります。

燐が降魔剣を抜いて悪魔の姿になったことで、メフィストが喜んでましたね…。メフィストが言っていたニーチェの言葉。

「怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない。深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」

燐はサタンの子で悪魔の力を受け継いでいるけれど、悪魔そのものかというと違うんですよね。人の中で人の子として育てられ、心まで悪魔というわけではありません。でも戦いの中でどんどん力を欲していったら、悪魔を祓う筈の燐が悪魔そのものになってしまう、ということでしょうか。力を欲しても心をなくしてはならないということかなー…。

藤堂と戦う雪男にも言えることですね。迦楼羅の力は大きく、灰からすぐに復活してしまいます。戦いの中でふと「こいつは悪魔だ、甘言を聞く必要はない」と気がつくのですが…。藤堂を撃ちながら「死ね!」って。何だろう…、祓魔師も悪魔の力を借りることもあるので悪魔に対して全否定というわけでもないと思うんですが、なんだか複雑ですね。燐自身よりも雪男の方が、燐が悪魔だと認めたくないんだなってこの時なんとなく感じました。

とにかく藤堂を封印するのは諦め、ひとまず雪男と柔造たちは撤退することにします。本部へ向かうのですが…。

一方、しえみは悪魔を使いすぎてボロボロになり、最後は自分の力ずくで出雲を助けることにします。出雲は「あんたなんか嫌い!」と来ないように言いますが「神木さんが自分を嫌いでも関係ない!」と最後の力を振り絞って助けます。出雲は本心はしえみに逃げてほしかったから言ってるんですよね。でもしえみもこれで何か吹っ切れたようで良かったです。大切なのは自分の気持ち、ですね。

みんなそれぞれ戦っている中、とうとう勝呂の力が尽きて結界が崩れてしまいます。ただ運のいいことに雨が降っているため、瘴気の広がりが少し防がれてはいるのですが…。

迷っている燐のところに現れたのは烏枢沙摩(ウチシュマー)。人間はダメだからと降魔剣に力を貸してくれます。ただし山裾まですべて焼き払う、山にいる人間については多少の犠牲は仕方ない、と。動揺しながらも迷っている時間はないととにかく戦うことにする燐ですが…。

ウチシュマーと一緒に青く燃え上がる炎になり、マントラを唱えながら向かっていくのがまたかっこよくて。自分で使っている炎に飲み込まれそうになっている燐に、ウチシュマーはもっと力を込めろ!と叱ります。自分自身の力を解放することがどういうことなのか…。ここからの展開がすごく良かった!力を我慢するのはもうイヤだ、もっと自由になりたい、すべてを焼き尽くす獣、それが俺だ!って。子どもの頃からの回想を挟みながらだんだん燐が悪魔になっていくんですよ…。迫力ある燐の顔、良かったあ。

そしてもうダメかも、完全に悪魔になっちゃうかも、って思ったときにしえみの顔が浮かんで、ハッと正気に戻るところがすごく好き。みんなの顔が浮かんで、そしてやっと自分自身の役割がはっきりとわかるんです。広がっていく青い炎のシーン良かったですよ〜。青い炎に包まれたみんなが暖かいって驚いてて…、何よりもしえみが信じてくれてたのがジーンときました。

何もかも終わった後、燐はてっきり泣いているのかと思ったらあのふざけた顔!元気で良かったですw 不浄王の穢れを焼き尽くしただけでなく、瘴気に侵された人も浄化していって…。ウチシュマーの力で炎が増幅されている中で、みんなをしっかり守れた燐の力は素晴らしかったです。本当に、2期は第1話から悩みっぱなしで、観ている方もずっと心が痛かったから。燐が本当の力を発揮できて良かったです。

子猫丸が泣いて謝ってたのを見たらかなりグッときたのですが、その後、志摩さんが勝呂に死んだのかと思ったのに的なことを言ってたので爆笑してしまいました。しんみりさせてくれないw でも青エクのみんな大好きですよw

最後は雪男が走ってきて殴りましたね。燐、口の中が切れてたので、相当の力で殴ったのだと思いますが…。シュラが「先に謝っておくって言っただろ」って言いましたが、肝心なのはそこじゃないですよ〜。不浄王を祓ってみんなを救うことで、処刑の件を撤回してもらうんだとちゃんと言わないと。雪男も心配してるのはわかるけど、殴るのはどうなのよ。八つ当たりっぽい気もしなくもないですね…。ある意味、燐はみんなを救うために犠牲になっているところもあるんだから。だって燐自身は今度悪魔の姿になったら処刑云々なんてこと忘れてますよ。自分にできることをやっただけ。結果的に殺されるかもしれないのにね。

もっと違う表現ができればいいのに、雪男は屈折してるんだよねえ…。素直になれない気持ちもわかるけど。そして燐自身は吹っ切れて、悪魔の子だという事実は変わらないから自分自身を受け入れることができました。その気持を雪男に伝えたけれど、雪男自身はどうだろう。まだ受け止めきれてないよね。2人ともがんばれ…。

次、最終回ですよね。なんてこと…!もっと観たいです…。




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posted by 白黒ウサギ at 16:36 | Comment(2) | TrackBack(1) | 青の祓魔師
この記事へのコメント
白黒ウサギさん、こんにちはw

先週、やっと倶利伽羅が抜けるようになったから直ぐに倒せるのかと思ったら、
まだいろいろ乗り越えるところがありましたね。
抱いた感想は白黒ウサギさんとほぼ同じ、で、特にしえみの顔を思い浮かべて
正気に戻った後の展開が凄くよかったです!!
今までずっと悩んだりした時間が長かった分、スカッとしました!!

燐は燃やし分けられる自信がついただけでなく、自らの出自とも向き合えるようになって
精神的にも成長しましたね。
雪男は祓魔師としてははるかに燐の上を行きますが、
精神的にはまだまだ危うさを感じます。
なんでも素直に話せる存在がいればいいんですけどね。
私的には、雪男の燐への態度って冷たいなって思います。
鷹揚というか細かいことは気にしない燐だからスルーしてるけど、
兄に対してその言い方はないんじゃないかと。。。

藤堂はあの後復活して立ち去ったんですよね。
結局この人何がしたかったんだろう???
不浄王復活よりも迦楼羅を食らうのが目的って言ってたような気がするけど、
それなら目的果たしたらすぐ帰ればいいのに、
よほど雪男が気に入ってしまったのかしら。
こらからもちょくちょく現れては悪魔落ちの誘いをかけてくるのかしら。

先週のコメントのお返事で
メフィストのこと教えて下さってありがとうございますw
メフィストもサタンの息子ならば燐だけ処刑ってのはおかしいので
この先、燐も処刑は避けられると思いたいです。
メフィストが「同族コロシを天命とする、青きエクソシストの誕生だ!」
と燐のことを喜んでましたが、
この人、もし本当にサタンの息子ならば、
サタンに反旗を翻すために人間界に亡命してきて、
燐が同志(もしくは手駒?)になるよう陰ながら導こうとしてるのかな?
ってなんとなく思いましたw
Posted by 猫のしっぽ at 2017年03月19日 14:37
☆猫のしっぽさん

こんばんは!いつもコメントありがとうございます。
ほんとに今回スカッとしましたよね〜!
しえみのことを思い出して、踏みとどまるところが、ほんとに、もう( ;∀;)

雪男は冷たく見えるけど不器用なんじゃないかな…
冷たいですよねー。もうちょっと言い方があると思います!私も!
どうやって心配したらいいのかわからないのかもしれないけど…

藤堂はわけわからないんですよね。
不浄王は浄化することができたけど、藤堂はそのままにしちゃったから
実は事件はまったく解決してないですよね??
雪男のことを気に入ったみたいだけど燐のことは知らないのかな?

メフィストのことも気になりますよね〜
燐にサタンを倒してほしいのかもと思います。
Posted by 白黒ウサギ at 2017年03月19日 21:10
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