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2017年03月07日

双星の陰陽師【ー士牙繭闢ー】感想

双星の陰陽師【ー士牙繭闢ー】しがけんびゃく

小説版双星の陰陽師、第2弾です。
今回は繭良が主人公ですね。前回に続き、白虎が主役ですね。今回は繭良の目線から、士門の話です。白虎と朱雀、この努力家二人の組み合わせはとても素敵です。

前作もそうだったんですが、双星の小説版ってものすごく満足度が高くていいんですよね。原作のイメージを壊さず、メインストーリーの邪魔もせず、上手く補完してくれてます。今回もおすすめなので、ぜひぜひ読んでください!アニメとは原作は違うので、原作未読の方はぜひ原作も読んでから…がおすすめです。

ここから感想です。ネタバレもあるのでご注意ください。



舞台は土御門島。繭良が天若家当主になる話です。島へ移ってきてからなので、ちょうど小説版と同時発売の11巻(表紙は有馬様)の捕捉になります。原作で繭良があっさり当主になり、あっさり御前試合出場が決まり、「あれ?あっさりしすぎじゃない…?」と思った人は、色々スッキリすると思いますよ〜。

実は私はあっさりも何も考えてなくて、天若家の人たちフレンドリーだなーって思って11巻読んでただけなんですが。天若衆は見た目怖そうだけど、繭良の応援しててかわいいな〜と思ってました。でも小説読んだら色々なるほどーと、より納得できたので、読んで良かったです。

小説の内容は、ざっくりいうと繭良が新米当主として周囲に認められるようにがんばる話です。清弦さんから白虎を受け継いだとはいえ、繭良は本土で普通の子として育てられていたので、子どもの頃から陰陽師として修行を積んできた人たちとは違います。実力もまだまだで、島の人たちよりもまず、天若家で歓迎されないという展開が待っていました。

繭良を当主として認めるかどうか、天若家の陰陽師と戦うことになります。でも繭良はほとんど反撃できないまま負けてしまいます。あまりにも実力不足で、みんな愛想をつかしてしまうのですが…。覚悟が足りない、とみんなに言われてしまいます。

ここで全く手も足も出なくて負けてしまって、この後ずっと繭良が「覚悟」とは、ってずっと考えるのがすごくいいんですよ〜。いいところが全く無く負けてしまうのもいいなと思いました。ちょっと見せ場があって、でも惜しいところで負けて…とかじゃないんですよ。あっという間に負けてしまうの。優しい繭良らしいなと思って。でもそれじゃダメなんだけど、“強くなる”っていうことと“繭良らしさ”をどうやって突き詰めていくのかなーと…。

この後は、御前試合のこともあり、これから当主としてどうあるべきか…ということもあって、天若家の陰陽師と再戦することになります。その修行を手伝ってくれるのが、士門です。ろくろには頼めないんですよ(繭良もいろいろ考えてるんです!)。

学校の中でも気を使ってくれたり、2人で斑鳩家の修行島にいって遭難?したり…、色々ある中でとにかく士門がかっこよくて。繭良も頑張り屋さんだし、良かったなー…。このあたりがこの小説のメインなんですが、もう、素晴らしかったー…としか言葉が出てきません。2人の純粋な信頼関係がとてもいいんです。

厳しい修行の中で、士門が繭良にかけた言葉のひとつひとつを、繭良がしっかり考えて考えて、自分のものにしていきます。微妙な距離感も、気がついたら距離が少し縮んでたっていう感じで、無理がなくて素敵でした。ほんとに2人の言葉とか、原作の2人そのまんまで、イメージがまったく崩れないところもいいです。修行をがんばるのは、繭良が清弦さんに迷惑がかからないように、って考えてるのも、繭良らしくていいですよねー。お父さん大好きな繭良大好きですよw

修行の成果は、意外なところで発揮されることになりますが…。
禍野での朱雀と白虎の連携攻撃もとても素敵でした。息ピッタリ。繭良を当主として認めなかった天若家の人たちの真意もわかって、最後はお互いに理解しあって、すごくいい話で、良かったです。

表紙の繭良と士門、手を繋いでるんだけど、この2人の手は、ろくろと紅緒のレゾナンスとはまた違う。お互いの心のお守りで、これはこれでとても素敵です。まだ恋愛への道のりは遠そうだけど…。島でも変に噂にならないといいなー。みんなでそっと見守りたいですw

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小説版 双星の陰陽師
双星の陰陽師 -天縁若虎-【感想】はこちら


posted by 白黒ウサギ at 20:14 | Comment(4) | TrackBack(0) | 双星の陰陽師
この記事へのコメント
読みましたー。
士門がイケメンでしたねー。

プロローグマンガではきゃっきゃうふふしてると見せかけて溺れかけたり、ToLoveるばりのアクシデントがあったりと短いながらも笑えました。

そして小説本編では新米当主としてみなに認められない繭良の苦悩と成長。

んでもって天若家はみんなツンデレですな!
私は彼らのツンデレぶりが一番印象に残りました。
ホント、清弦さんに似とりんさる…

士門は繭良に恋愛感情を抱き始めたようですが、繭良の方の士門への認識はなんというか信頼できる兄貴分! みたいな?

先は長そうです。
頑張れ士門! 負けるな士門!


SD如律令は最強ジャンプ掲載分と公式ページ公開分のセットですが助野先生の寄稿も2ページ。
ガムシロップをコップ一杯飲んだかのようなゲロ甘さ。グハッ
(有馬様が巨乳化薬を作る話です)
ジャンプSQ最新号掲載分(本編とSD如律令出張版)もろくろがハチミツとメープルシロップのカクテルばりのゲロ甘セリフを…

本人不在のままヒロイン力が果てしなく上がっていく様が返って怖い。
アニメはろくろと紅緒を入れ換えてる感じがあるので原作で紅緒が破星王みたいになるんじゃないかと不安…

Posted by もにゃら at 2017年03月08日 01:27
☆もにゃらさん

こんばんは〜。面白かったですね。小説。
マンガは繭良に抱きつかれた士門の表情がまるで即死状態で笑いましたw

繭良は何だかんだ言って、ずっと士門のことばっかり考えてるから、
実は好きなんだけど全く自分で気がついてないんだと思いますよ〜。
というかそう思いたいですw

小説シリーズ増やして欲しいですね!
清弦たちの学生時代の話も候補にあったそうで、それも面白そうだけど…
婆娑羅の話もいいかなー。

SDな甘々なんですか?
たまにサイトで読んでますが…小夜ちゃんがキラプリに課金する話とか好きですw
今度買ってみますー。
Posted by 白黒ウサギ at 2017年03月08日 22:37
あ、SD如律令単行本、半分はWeb掲載の4コマですし、甘いのは助野先生寄稿の2ページと一部エピソードだけなんでそちらを期待するとちょっとガッカリかもです。
Posted by もにゃら at 2017年03月09日 03:00
☆もにゃらさん

助野先生のページもあるんですね!
今度買ってみますー!
Posted by 白黒ウサギ at 2017年03月09日 12:33
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