TOP ACCA13区監察課 ACCA13区監察課【第8話 翼を広げた王女と友のつとめ】感想
2017年03月01日

ACCA13区監察課【第8話 翼を広げた王女と友のつとめ】感想

第8話 翼を広げた王女と友のつとめ 

ジーンの秘密はニーノの秘密でもあったんですね。7話に続き色々な謎が解き明かされた第8話は、とても切ない話でした。すべては「外の世界を見たい」という王女の願いから始まったことでしたが…。そのためにたくさんの人がたくさんのものを手放してしまった。

ここからネタバレありの感想です。



ドーワー王国第二王女シュネー。若い頃から広く世の中のことに興味を持ち、とても賢い女性だったようです。ただ、外に出ることで様々な人々と知り合い、多くの考えに触れ、政治にも興味を持ち始めたのは、立場を考えるととても難しいことだったようです。結局、外の世界に出たいという王女の願いは叶えられることになりますが、そのためには王族の身分を捨て、過去を捨て、何もかも捨てなければなりませんでした。

33年前の悲劇というのは、偽装事故だったんですね。シュネーを王家から除籍し、一人の国民とするために舟の事故に見せかけて…逃した、というと言い方が悪いですが、要するにそういうことです。世の中にはよからぬことを考える人もたくさんいるので、王女から一般国民になりました、ではすまないのでしょう。死んだことにして別の人生を歩ませることが一番安全な方法だったんですね。

アーベントは家を捨てて姫と一緒にきたのに…、バードンでお別れでした。ずっと表情が描かれないままでしたが、どんな顔で最後は見送ったんでしょう。この人は…誰だろう?白い髪だからてっきりグロッシュラーかと思ったんですが、何か違う気がしてきました。グロッシュラーって王室の記念式典に参加してましたよね。もしもアーベントなら顔を出せる筈がありません。うーん…。声も違うしなー。

ニーノの話もビックリでした。ニーノの父がアーベントの家にずっと仕えていて、最初はニーノを置いていく筈でした。でもドアの影で話を聞いていたニーノが連れていってくれというと、アーベントはあっさりと快諾します。ドーワーで最後にニーノ親子が食べたのはりんごのケーキです。

ニーノはバードンへ来てから名前を変えたのですね。家も過去も名前も捨てて、国王のため枢機卿のため、旦那さまのため、それが自分たちのため…。繰り返して言う父親にいつも複雑な表情をするニーノ。お父さんの仕事はシュネー姫を近くで見守り、定期的に写真をとって報告書とともに国王へ送ること。

ジーンが住んでいる高級マンションは、ジーンの両親を“たまたま”管理人にするためにアーベントが建てたものだったんですね。何かすごいスケールの話ですね。

年月がたち、ジーンが大きくなって高校生になったとき、やっとニーノの謎がわかりましたw なんかおかしいなあと思ったら、無理やり高校へ潜入させられてたわけですね…。年齢が合わないけど…と今回ずっと気になりながら見ていたら、そうか無理やり同級生にしたんですね。でも、うん、大丈夫バレてないw 写真部に所属し、不自然にならないようジーンの写真をとり、仲良くなって…。

ある日列車事故が起きて…。ニーノは“上司”に、いつかこうなることがわかっていて自分も来ることを許したんだろう、と半ば責めるような調子で言います。まあそうですよね…。父を亡くして呆然としているところに電話をしてきて、遺品を回収してこい、ですもんね…。ただニーノが一緒に来たのは、ニーノ自身のためでもあったから、100%は責められない。複雑な心持ちがよく伝わってきました…。

自分だってただ一人の肉親を亡くして辛いのに、ジーンをはげますニーノ。泣けます…。
ニーノの正体がわかり、自分自身のことも、自分の母のこともわかって、ジーンも複雑な気持ちで…。なんだかとても切なくなります。ジーンを見守り続けることは、ただ任務というだけではなくて、ニーノにとってはニーノの父の人生を肯定することなんだと思います。上手く言えないですが…。ジーンのこともニーノの父のことも、ニーノには大事なんですよ…。

シュネー姫が除籍していることでジーンには王位継承権がないとわかりますが、ジーンはそんなことはどうでもいい様子です。そうなんですよ。ジーンもニーノも、王室とかは関係ないんです。大事なのは自分たちのことです。

最後に出てきたのはりんごのケーキ。ニーノとニーノの父が好きだったケーキですよね。わざわざあれをロッタに持たせるのは、まさかの課長が怪しい人ですか?髪は白くないけれど課長がアーベントですか?さっき記念式典のことを書いたけど、いましたよ。顔を出さなきゃいけないのに出せない人が!うわぁ…。

今回、小さなニーノから成長していくニーノがとても良かったですね。かわいかったです。そして寂しそうだけれど優しいような、いつも複雑な表情なのが印象的でした。津田さん最高でしたね…!ニーノのちょっと若い声も良かった。何よりもニーノの感情が伝わってきて、すごくすごく良かったです。

小さなロッタもかわいかったですね。姫も美しくて素敵でした。ロッタにそっくりなんですね。見どころたくさんで何度も見たいけれど、悲しくて何度も泣いてしまいそうな第8話でした。

次回はまた何か事件があるんでしょうか…。




次へ:ACCA13区監察課【第9話 牙を剥く優美な黒蛇】感想
前へ:ACCA13区監察課【第7話 夜霧にうかぶ真実】感想

posted by 白黒ウサギ at 00:37 | Comment(0) | TrackBack(1) | ACCA13区監察課
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]※ネタバレご遠慮ください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/178941401
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

ACCA13区監察課 TokyoMX(2/28)#08 [ぬる〜くまったりと]
第8話 翼を広げた王女と友のつとめ 33年前、コロレー区から短期留学を終えられて戻った第2王女シュネー。政治に興味を持ち始めて、今度はバードンに行きたいという。枢機院長のクヴァルム卿は国王に王女の危険..…
(2017-03-01 11:07)