TOP 鬼平 ONIHEI 鬼平【第3話 暗剣白梅香】感想
2017年01月24日

鬼平【第3話 暗剣白梅香】感想

第三話 暗剣白梅香 

何者かが平蔵さんの命を狙っている…というお話です。これまでのように何か事件があって、というのではなく、平蔵さん自身が事件です。ただ、いつもどおり今回もやるせない話でした…。

夜道で平蔵に斬りかかってきた相手は、顔は見えなかったけれど化粧の匂いが。しかし剣の力を考えると女とは思えない。一体どんな相手が…?

ここからネタバレありの感想です。




化粧の匂いの正体は、“白梅香”という女性が髪につけるものを、身体に染み付いた血の匂いを消すために半四郎が使っていたもの。血の匂いを気にしているのだから、半四郎は仇討ちも人を斬ってお金を稼ぐのも、もう嫌なんだろうな…。

嫌になっているところに二度目の半蔵の襲撃に失敗、その前に「あなたの代わりはいくらでもいる」と自分が言われたことと、自分に唯一優しくしてくれたおさきが「お前の代わりなんていくらでもいる」と叱られた姿がダブったんですね…。だからって、お世話になっている人たちを斬らなくても…。普通に2人で逃げるのならまだ良かったですよね。

三度目の襲撃は船宿でしたが、これもまた失敗。半四郎が逃げようとしたところを、船宿の主が包丁で後ろから刺すという展開に。実はその主が森為之介だったというオチでした。武士の社会では仇討ち同様に、返り討ちも当然の行為だということらしいのですが…。返り討ちって言っても相手は気がついてなかったし、平蔵が止めてもトドメを刺してしまって、でもお咎めなしのようです。江戸のルールよくわからない…。

何だかこの辺は裏事情があるんですね、たぶん。森為之介と平蔵は親しいというか、何か関わりがあるんですね。平蔵が止めてたのは、半四郎の雇い主がわからないからその筋から報復があると困るだろうという理由からで、さらに1年くらい江戸を離れるように、船宿は自分が守っておく、という約束までしてました。もしかしたら、森為之介も自分が仇討ちされるのを防ぐのではなくて、平蔵の命を狙ったから刺したとか…?

それにしても、半四郎の雇い主に心当たりは無いか聞かれて、ありすぎてわからないと答える平蔵さん…!確かに毎回こんな調子だと恨む人もいるかもしれないですね。

さっきまで人が斬られて血まみれだったのに、みんなで座って普通の世間話みたいに仇討ちのこととか話題にしてほのぼのしてました。

おさきさん、橋の上でずっと来ない人を待ってるんですよね。なんとなくさわやかな終わり方になってましたけど、スッキリしないです。半四郎が普通に生きていこうと人生に希望を見つけたタイミングだったから可哀想に思えてしまうけれど、この人の犠牲になった人もたくさんいるんですよね。そう思うとスッキリしないのは当たり前で…。

この悶々とする感じが、この作品の味なんでしょうね。

半四郎はCV関智一さんでしたね。疲れた感じでかっこ良かったですね。
源蔵さんは元気いっぱいでした。あと粂八は強肩でした。すごい石投げてた。




次へ:鬼平【第4話 血闘】感想
前へ:鬼平【第2話 本所・桜屋敷】感想

posted by 白黒ウサギ at 22:49 | Comment(0) | TrackBack(1) | 鬼平 ONIHEI
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]※ネタバレご遠慮ください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/178535574
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

鬼平 テレ東(1/23)#03 [ぬる〜くまったりと]
第3話 暗剣白梅香 鬼平を襲う浪人、化粧の匂いがした。斬撃の重さから女ではなく男。 金子半四郎は金で人を殺める暗殺の仕事を請け負っていた。長谷川平蔵は強い、150両では足りない、300両。依頼主は金に..…
(2017-01-25 13:43)