TOP か行 カオスヘッド CHAOS;HEAD【全12話】感想
2017年01月16日

カオスヘッド CHAOS;HEAD【全12話】感想

カオスヘッド CHAOS;HEAD 全12話 

「科学アドベンチャーシリーズ」第1弾で、元々はゲームです。dアニメで見ましたが、各話期間限定でGyao!も配信してますね。(※2017年1月現在)

2008年10月 - 12月放送

「CHAOS;CHILD」が今期アニメ化されて、その前日譚の扱いで0話でまとめられていたのですが、さっぱりわからなかったので本編も見ることにしました。でも「CHAOS;CHILD」を見るならこれ見なきゃ、ということでも無さそうです。「CHAOS;HEAD」をみたら「CHAOS;HEAD」のことはわかるけど、「CHAOS;CHILD」を理解する足しにはならないっていう。とはいえ、これはこれで見て良かったです。


渋谷で「ニュージェネレーションの狂気(ニュージェネ)」と呼ばれる猟奇事件が連続して起こります。主人公の高校生、西條拓巳は、オタクで妄想が好きで、できるだけ登校しなくていいようにスケジュールを組み、ほぼ引きこもり生活をしています。ある日、ニュージェネ事件に関連する画像を「将軍」と名乗る人物からチャットで送られてきたことから、事件に巻き込まれていくのですが…。

ここからネタバレありの感想です。





絵は元のゲームの方が可愛いかもしれないです。内容もゲームの方が面白いらしいのですが、かなりグロらしくて、あらゆる方面で自分にはハードルが高そうです…!

ざくっと内容は、引きこもりで妄想しがちなオタクの高校生・拓巳が、チャットで「将軍」からニュージェネ事件の写真を送られてきたことから、事件に巻き込まれていってしまうというものなのですが、ただ巻き込まれてしまったというのではなく、そもそもすべての事件の発端が、この拓巳にあった、というオチです。

拓巳は妄想が好きで、好きなアニメキャラに朝起こしてもらったり、困ったことがあると相談したりしています。表現としては、本当にその場でキャラ(セーラたん)と話しているように描くので、一瞬「?」と思うのですが、拓巳の頭の中だけの話だな、とすぐに気がつきます。(相手がキャラなので)。

この後、妹が出てきて、兄の飲みかけのコーラに口をつけて飲むのですが、これも拓巳の妄想です。実際にはコップについで飲んでいます。セーラたんと妹のことで、拓巳は妄想する人なんだな〜というのがわかるのですが…。こんな感じで、この先も知りあったり仲良くなったりした女の子たちと話している最中に、しょっちゅう拓巳の妄想が挟み込まれます。だいたい、妄想している内容は拓巳に都合がいい内容なので、毎度ええー、そんな展開になるの?→あ、妄想だった…の繰り返しで、だんだんわけがわからなくなってきます。

気が合うふりをして近づいてきた優愛は、実はニュージェネ事件を調べていて拓巳を疑っていました。拓巳が犯人だと思っていた梨深は、実は仲のいいクラスメイトで拓巳の味方。人気バンド「ファンタズム」のボーカルも同じ高校の生徒で、人を寄せ付けないタイプだけれど拓巳のことは気に入っている。転校してきた梢は拓巳にだけ話しかける。妹も拓巳に懐いているし、ただでさえ何故かハーレム状態なのですが、これにさらに妄想が入るんですよ。

拓巳が常に挙動不審でオロオロしているのも、わけのわからなさに拍車をかけている気もします。かなり後半まで性格も良くないんですよね…。割と自分勝手というか…。自分だけの世界でひっそり生きてたくて、だから人と関わりたくないっていうのは仕方ないかなーとは思うけど。

そうやって、将軍に殺されるのではとオロオロしながら日々を過ごしながら、気がついたらけっこう外に出てるし、“自分だけの武器”ディソードを探して生き抜こうとしています。

実は「将軍」が本物の西條拓巳で、拓巳は将軍の妄想から生まれたということが後半になってわかります。さらに拓巳が子どもの頃に思いつきで書いた「fun10×int40=Ir2」という公式のせいで、野呂瀬という男が「ノアII」という妄想を現実化する装置を生み出し、世界を支配しようとします。ここで陰謀論と悪の組織が出てくるのですが…。

普通の人はノアIIがないと妄想を扱えないのですが、“ギガロマニアックス”と呼ばれる者たちは、装置無しで妄想を使えます。ヒロインたちはみんなギガロマニアックス。拓巳もそうなのですが…。他の女の子たちは“黒騎士”となり世界を救う人物を探しているのですが、逆に梨深は拓巳を覚醒させないようにと奮闘していたことがわかる…などなど、妄想から次々に妄想が生み出されているという、本当にカオスな状況になります。

最後、覚醒してからの拓巳は、梨深のためにがんばっていてかっこ良かったです。まさに覚醒していましたよ。ノアIIを破壊するところは良かったです。

作画が残念だったところは惜しかったなぁと思います…。崩れているというか、色々おかしくて、梨深がコーラを買ってくるところとか、両手に袋おもってて結構な本数入ってたりとかね。梨深ちゃん力持ちだね…って思ったりw 部屋の壁の高さが変わったりとか、よく見るとー…じゃなくて、明らかにおかしいとわかっちゃうのが残念でした。

あとは話の流れもわからないなーというところもありましたが、割と面白かったです。最後に拓巳が拷問されるところは怖くてちょっと嫌だったんですが、全体的に話が暗いトーンなのにきっと希望があるんだろうなと思わせるところは、良かったかな。

でもほんとに「CHAOS;CHILD」とは話ストレートに繋がってはいかなかったです…。

2008年10月 - 12月
監督:石山タカ明
シリーズ構成:井上敏樹
キャラクターデザイン:島村秀一
音楽:tOkyO
アニメーション制作:マッドハウス
キャスト:吉野裕行、喜多村英梨、生天目仁美、たかはし智秋、辻あゆみ、榊原ゆい、宮崎羽衣、代永翼、小野大輔、他



posted by 白黒ウサギ at 23:55 | Comment(2) | TrackBack(0) | か行
この記事へのコメント
全話視聴お疲れ様です。
旧アニメと0話の補足ですがCHAOS;HEAD原作のネタバレを含むので注意。
もし原作をプレイする予定があるなら削除してもらって構いません。

※ここからネタバレ
アニメでは分かりづらい表現ですが
主人公視点以外のシーンは「主人公が無意識に思考盗撮で見ている」という伏線になっています。
(優愛のDID検索、野呂瀬達の会議、判刑事殺害など)
原作では偽将軍(諏訪)に0話の箱詰め右手を送りつけられ
メールで七海救出クエストをけしかけられ、救出に向かう。
そこで初めてエスパー少年という形のマスコミ報道で晒し者にされる。
そしてディソードを手に入れようとして失敗。気絶し病院に運び込まれる。
目を覚ますと追い打ちをかけるように美味い手事件が発生。
妹を救えなかった過酷な現実から逃避するために妄想妹を無意識に創りだしてしまう。
しかしディソード無しの為不安定で消滅してしまい、更に自分を追い詰めてしまう。
自暴自棄になっているところにグリムに促されスクランブル交差点へ

ここで0話冒頭と0話ラストに繋がり、殺してもらうために
「貴方が犯人?」に対して「そうかもね」と発言しボコボコにされる。
その後ディソードを手に入れ、真犯人と事件の真相を暴く。
マスコミや観衆が手のひらを返して拓巳を英雄扱い。
それに対しての「勝手なこと言うなよ!他人に僕っていう人間を決めさせない!僕の本質は僕が決めるんだ!」
そしてサードメルト発生

このスクランブル交差点の騒動をタクルは目撃していた。
という流れでCHAOS;CHILDに繋がるんですよね。

諏訪との戦闘後
地下鉄で増殖するリアルブートセイラの襲撃に合い右手粉砕骨折、全身打撲の満身創痍の状態で野呂瀬との最終決戦。
七海の切断された右手は将軍が最後の力を使い元通りに。


暴走ショベルカー、希テクノロジー襲撃、プロトタイプノアII、コキュートス、謎の虫との戦闘、崩壊した渋谷が元に戻るがアニメオリジナル。
Posted by SARAI(仮) at 2017年01月17日 03:24
☆ SARAI(仮)さん

おはようございます〜。
思考盗撮!そうそうそれ。アニメにも出てきましたね。
脳の中のデッドスポットとか。

0話はものすごいダイジェストで、
将軍とりみのことが全然わからなかったけど
こうしてゲームの方を教えてもらうと
0話の方が原作に近いんですね。
なるほど〜。ありがとうございます。

CHAOS;CHILDも、この前きゃらびぃ(アニメイトでくれる冊子w)で
千代丸さんのインタビュー読んだら、
「あのゲームがこうなるのか〜って内容になります」的なこと書いてたので
(正確な表現は忘れました…)
今度も(?)ゲームとはまた違う展開もあるかもですね。
私はゲーム知らないけど;

楽しみですねー!
Posted by 白黒ウサギ at 2017年01月17日 08:34
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]※ネタバレご遠慮ください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/178425125
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック