新戸部がレッドカードで退場、10人での試合になりますが、臼井と猪原の活躍で前半は1-0、聖蹟のリードで終了します。後半、京王は勢いにのって後半攻めてきますが…。
22話はサブタイトルどおり臼井先輩の回でした。13話での臼井先輩の話を思いだしました…。なんか、DAYSやっぱりいいなぁ…。
ここからネタバレありの感想です。
京王は、丸岡と甲斐の「点は俺たち2人がとる」の言葉からチームが始まっています。だからその言葉どおり、2人で点をとらなくちゃいけない。その言葉をプレーで返そうと2人が奮起、同点に追いつきます。失くすものなど何もないなんてことはない。伝統はなくても、自分たちの1年半を失くしたくない…。
そうですね。誰だって勝つために戦っています。一年半でも半年でも、努力した時間を無駄にしたくなくて、勝って先に進みたいのは、強豪だろうが名門だろうが、新参だろうが、みんな同じだと思います。ただ勝ちたい理由が違うだけ。だから、京王が勝ちたいと思うのと同じく、聖蹟も負けられない、と思うわけで…。
点を取られてから、聖蹟のチーム内が乱れます。それをすかさず、全員に目をつぶって深呼吸するように言い、落ち着かせる臼井。さすが冷静です。
臼井先輩の話は13話（テスト勉強で大柴の家に集まった時）でもあって、その時の話と今とちゃんと繋がっていて、ああなるほどなと思いました。自分のことだけを考えて進んできたからこそ、今は周りが見えるっていう話をつくしにしていたんですよ。チームのために自分を犠牲にしてはいけない、という話。それが今回の臼井の話にも、つくしの今の活躍にも繋がっていて、すごくいいなと思いました。
監督の当初の考えでは、キャプテンは臼井で決定、副キャプテンを猪原と灰原で迷っていた筈でした。それが、臼井が現れて「自分に副キャプテンをやらせてください」と言い出します。キャプテンは水樹でいい、と。監督が水樹！？（それは一番ないだろ的な反応ｗ）と驚くのに対し、「キャプテンは一番強い奴、副キャプテンは一番賢い奴がやるのがいい」と…。
この話を聞いた生方さんが「それって傲慢じゃ…」って言うのは、ちょっと違うと思ったけど。なんて言うんだろう…、自信家なのは確かにそうなんですが、これぐらい言う人って割りといるような気がします。額面通り受け取りすぎて、自分がチームの誰よりも賢いと本気で思ってるわけじゃなくて、自分が水樹のサポートしますよ、って言ってくれてるんだからひたすら頼もしいと思います。
でも臼井自身は冷静に見えてもかなりプレッシャーを感じていたようです。自分に自信なんかない、副キャプテンを自分がやると言い出したのは、キャプテンをやるのは荷が重かったからじゃないのか？逃げたツケがいま回ってきているんじゃないのか、と考えます。考えながら、いま、自分に出来る最善をつくして。
臼井自ら上がっていき、全員攻撃で京王を攻めます。ボールを取られたら終わり。でもここで負けるわけにはいかない。
「臼井、引くな！！」って水樹が叫んだのが最高でした。
ボールを奪われたかと思ったとき、こぼれ球をしっかりつくしが奪い返します。そこで倒され、ゴール真正面からのフリーキックをもぎとります。ボールを持って君下のところまで走っていくつくしｗ 君下いつもどおりキレていましたが、それでも、よくやったの一言をちゃんとかけてくれて、嬉しいですね。
前半の神業のようなフリーキックから、今回も皆の期待が一心に集まってます。君下のフリーキック。自分にできないこと、自分にできること、よく知っていてよく考えています。裏をかいてジャンプした下からのシュートで決める。君下は頭もいいんですよね。風間にピースして、風間からもピース。これ可愛かったｗ
逆転した聖蹟、このまま勝てる…？試合の行方は次週へ持ち越しです。
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