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2016年11月01日

ダイヤのA【1期・全75話】感想

ダイヤのA 第1期:2013年10月 - 2015年3月(全75話) 

強豪高校の野球部に所属するエース志望の1年生が主人公。原作あります。ストーリーは王道路線、頂点を目指して練習の日々で、熱いスポーツアニメです。作画は全体通して崩れることなくきれいでした。あまりガンガン動くわけではないですが、野球シーンもしっかり描かれてます。

絶対好きだと思うから観たらと多方面から勧められてて、ずっと気になっていて…。ここ2週間くらい、毎日数話ずつ観て、観て、観て、やっと1期終わりました。ゆっくり展開で75話もあるので観るの大変でしたが、ハマりましたー。思った以上に面白くて、もう気持ちがいっぱいです。声優陣も豪華でした。2期もあるのでもちろん観ますが、ひとまず1期の感想を。


主人公は元気で熱いタイプ。まだまだ野球は下手ですが、気持ちがとても強い選手です。やはり甲子園を目指すので様々なライバル校と闘うのですが、その前にまず部内でのレギュラー争いもあります。先輩たちがいて同学年にもライバルがいて、日々の練習の中で主人公が成長していく姿に胸が熱くなります。ギャク要素もあって笑えるところもあります。でも本当に道は険しくて、主人公と一緒に一喜一憂してました。

では、ここからネタバレあります。



主人公・沢村栄純は長野の小さな中学出身です。野球部も人数が少なく、青道高校にスカウトされて入るまできちんとした指導を受けた経験もありません。でも、サウスポーで、身体のバネが柔らかい独特のフォーム、自然とおぼえたクセ球・ムービングボールを投げるなど魅力たっぷりです。騒がしくてウザがられることも多いのですが、ムードメーカー的なところもあって憎めないキャラです。

性格も明るくピンチでもへこたれないハートが強さがあります。荒削りだけれど何かがありそうな投球と、その性格を買われて青道にスカウトされます。そして、最終的には監督も沢村の心の強さに期待します。

エースになりたい主人公。王道です。でもそう簡単になれないのがエースです。強豪校なので部員がたくさんいるので、まずレギュラー争いが大変で、1年生にはそうそう出番などないのが普通です…。

沢村は入学当初は野球の知識もなく、守備も打撃も下手で(バントだけは職人芸的に上手い)、先輩に対しても生意気です。野球は自分がやるのがいいと言って、自校の試合も観なかったりします。でも3年生のクリスとバッテリーを組まされたことで少しづつ変わっていきます。最初はクリス先輩にも反抗的でひどいんですが、クリスの故障の話、それでも諦めずにリハビリを続けていることを知ってからは、素直にクリスを尊敬しついていくようになります。

クリス先輩との練習の話はとても良かったんですよ。沢村が自分が間違っていたとわかったときに、すぐに認めて頭を下げることが出来たことや、先輩の指導で才能が花開いていく瞬間とか。一生懸命でいいなあと思います。先輩も最初は巻物書いてたりしてギャグかと思ったけど、途中からは路線変更したのか、最終的には常に落ち着いていて頼れる素敵な先輩になってましたw

クリス先輩の努力もあって沢村の良さを引き出すことが出来て、沢村はベンチ入りメンバーに選ばれます。でもなかなか難しいのが、青道はベンチ入りしているピッチャーが4人いること。3年でエースの丹波、2年の川上、1年の降谷と沢村です。丹波は怪我をしたため夏の大会の終盤から出番になるので、それまでは3人で抑えていくことになります。

実はここまでもなかなか上手くいかなくて辛かったのですが、更にここからが辛かったなあと思います。同じ1年生の降谷は中学時代はチームメイトに恵まれず目立った活躍はなく、一般入試で入ってきたのですが、豪速球の持ち主です。コントロールとスタミナが課題で完璧ではないのですが、なんせ強肩で豪速球ですから。こんなライバルが部内にいたのでは、普通に考えたらもう勝負にならなくて、主人公としては辛い…。

降谷はわがままというか、あまり周りを気にしないタイプなので、繊細そうに見えてメンタルは強かったりします。マウンドを降ろされることには傷つきますが、チーム…という意識は薄くてちょっと変わったキャラです。部内のレギュラー争いが話のメインだった頃は、いいライバルで面白かった。でも実際に大会が始まると降谷が出ると沢村の出番がなくなってしまうので、ああバランスが難しいなあー…と思いました。

けっこうクセのあるキャラが多い話なんですよね。対戦校も、元々弱小校なんだけど、ちょっと強い選手が入ってきたから頑張った!強豪相手でもつけ入る隙はある…みたいなのがちょこちょこ出てきたので、ほんとに「敵」って感じで面白かったです。秋川高校が一番面白かったかな。どの試合もハラハラして見応えあります!見ている方も力が入りますよ!ほんとに嫌なキャラもいるので、ストレスも溜まりますけどね…。

沢村にも沢村のいいところがあるんですよ。打ちづらいクセ球を利用して、打たせて取るやり方で相手を抑えていきます。横で見ているとよくわからなくて大したことない球に見えるけれど、バッターボックスに入った途端、何だこいつの投げ方…!こいつの球…!ってなるところがとても面白いんです。でもそれだけじゃなくて…。

後半になってからはひたすら苦しむことが多くて辛かったです。まだ大会も最初のうちは良かったのですが、薬師戦あたりから見ていて心配になることが増えました。ここで頑張らなくちゃいけないという時に、沢村の心折れるようなことがある、っていうのが続いて辛かった。

夏の大会、甲子園に行けるだろうと信じて見ていたので、負けたときは本当にショックでした…。沢村のせいじゃないと話の中では誰もが言いますが、あれはあまりにもかわいそうでした…。その後も人が変わったようになってしまって、ずっと目の下にクマはあるし、元気だけが取り柄なのに元気はなくなるし…。さらに外部から嫌なコーチもやってきて、監督の辞任の話もでてきます。大波乱です。

本来なら実力も経験もまだまだの沢村が、3年の不調など色々あって登板するようになったので、そんなめちゃくちゃが通用しないというリアルさが出てきたというか…。怖いもの知らずの性格で、どんな時でも強気でインコースに投げ込むことができたのが沢村の長所だったのに、決勝戦で相手の頭にぶつけてデッドボールを出してから、急に投げられなくなります。

そんな不調の沢村のところにクリス先輩が現れたときは神様が来たかと思いましたw インコースに投げられなないならアウトコースを狙えばいいと、クリス先輩が再び指導をしてくれて、沢村の調子も戻っていきます。

最後は、秋の大会に向けてやっと笑顔を見せて終わります。
でも主に新キャプテンになった御幸の視点での最終回だったのですが…w

ただ野球をやるのが楽しいだけだった中学生が、高校生になって夏になり、真剣勝負の怖さを知り、自分の未熟さを知り、苦しんで、色々な経験を通して成長した話でした。

沢村のことばかり書きましたけど(だって主人公だし)、青道はいい先輩が多いんですよ。みんなすごく頑張ってるんですよね。だから甲子園に行けないまま3年生が引退したのはとても残念でした。ちなみに私のお気に入りは、クリスと伊佐敷w 静と動って感じで正反対の2人ですが、この2人がいると空気が変わるんですよ。もちろん3年生以外にもいいキャラたくさんいます。春市も好きですね。御幸もかっこいいですよね。

試合のときに、結城と御幸は応援のときに決まった曲があったのも良かったです。結城が「ルパン三世のテーマ」で御幸は「ねらいうち」です。盛り上がります。がんばれ…。

さて!2期も観ます。沢村がんばれ…!

第1期:2013年10月 - 2015年3月(全75話)
原作:寺嶋裕二
監督:増原光幸
シリーズ構成:古怒田健志
キャラクターデザイン:植田実
アニメーション制作:MADHOUSE×Production I.G
キャスト:逢坂良太、櫻井孝宏、花江夏樹、島崎信長、浪川大輔、細谷佳正、小野友樹、松岡禎丞、他


関連:ダイヤのA -SECOND SEASON-



posted by 白黒ウサギ at 23:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | た行
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