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2016年08月23日

秘密 〜The Revelation〜【全26話】感想

☆2008年4月〜9月(全26話)

「科学警察研究所 法医第九研究室」、通称「第九」。MRIスキャナーを通して死んだ人の脳から生前の映像を再現し、凶悪犯罪や解決困難な事件の捜査に利用している。人の秘密を暴くことから第九の捜査方法は非難されることも多く…。

少女漫画原作。ちょうどいまだと実写版の映画も公開してますね。それで気になってアニメ版を見てみたのですが、ストーリー的には実写向きかと思ったんですけどね。そちらも評価は厳しい感じですね。

アニメ版も元々の原作を知っている人には評判良くないようなので、原作は原作、アニメはアニメと割りきって見ることができれば、割と楽しめると思います。ただ、猟奇殺人など扱うテーマがグロい話が多いです。

ここからネタバレありの感想です。



「誰にでも秘密はある」

人の脳からその人の記憶にあった映像を直接みるという設定はとても面白いなと思いました。頭の中をのぞくという言い方ってよくしますが、現実にはできないことですよね。でも、もしできたら…。きっと見られたくないもの・見たくないものまで知ってしまうことになります。まさにタイトルそのままの“秘密”、人の秘密に触れる物語です。

MRI捜査は、殺された人が最後に犯人の顔を見ている可能性が高いために行われます。未解決の難事件への糸口でもあるのですが、反面、不倫だったり同性愛だったり、被害者が隠していたかった秘密を暴かれてしまうのが悲しいところかなと思いました。

“第九”に新人の青木が配属されてきたところから話が始まります。読唇術ができるため映像から人が何を話しているかを読み取ります(映像は再現できますが音声がないため必要)。青木は最初の頃は、人の余計な秘密まで暴いてしまうMRI捜査は本当に必要なのかと悩みます。でも、上司の薪や同僚とともに事件を解決したり、父親の死があったり、さまざまな経験をとおして成長していきます。

青木の上司の薪は、童顔の美形です。冷静なタイプに見えますが親友でもあった同僚を射殺した過去があります。この同僚の事件は自殺した連続殺人鬼の事件にも絡んでおり、薪をずっと苦しめます。これが最後の最後まで尾を引きます。

連続殺人鬼ありウイルス感染、カルト宗教など、題材がいろいろあって飽きずに見れました。前半は、1話または2話完結であっさりした話が多く、後半は長い話が多くなり話もダイナミックになります。

途中、同僚の残酷な死があったり辛い展開もあったのですが、最後はMRI捜査そのものの真の目的が暴かれるなど、意外な結末でした。序盤で伏線的に語られてきた薪の事件が、最後に向けてだんだんと話がまとまってくるのが本当に面白かったです。

作画というかキャラデザは微妙かなぁと思いました。原作の絵が好きな方だと厳しいかもしれないですね。ああいう繊細な雰囲気を再現するのは難しいんじゃないかなぁと思います。動かさないとならないですからね…。確かに絵に関してはちょっと惜しい感じ…。演出とかでもうちょっとかっこよくできた気もします。

でもトータルでは面白かったなと思います。


2008年4月〜9月(全26話)
原作:清水玲子
監督:青山弘
シリーズ構成:鈴木智
キャラクターデザイン:大下久馬
アニメーション制作:マッドハウス
キャスト:浪川大輔、関智一、目黒光祐、野中藍



posted by 白黒ウサギ at 02:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | は行
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