TOP 甲鉄城のカバネリ 甲鉄城のカバネリ【第11話 燃える命】感想
2016年06月24日

甲鉄城のカバネリ【第11話 燃える命】感想

第11話 燃える命 

話がどんどんひどい方向へ進んでいって、見ていて気が滅入ります。美馬は破壊神ですね…。金剛郭へ入り込むことに成功しましたが、その後の行動が予想どおりのひどいものです。何が目的なのかさっぱりわからなくなりました。

ここからネタバレありの感想です。



逞生はもしかしたら何とか生きていてくれるんじゃないかな…と期待していたんですが、死んでしまいましたね。とても悲しいです。鰍が「汚い手で触るな!」って叫んでいたのが心に刺さります。逆らったらお前らも、と脅されても怯まなかった姿が、あの優しくて穏やかな鰍をここまで怒らせたのだなとよくわかります。狩方衆も何なんだろう…。カバネを増やして人を殺してどうするんだろう。見ていてなんだかしっくりきません。

美馬は子どもの頃に父である将軍の乱心から、殺されそうになった過去があったんですね。しかも我に返った将軍の言い訳が「やったのは自分ではない“恐怖”だ」と。美馬がおかしいのは父親似なのかもしれないですね。滅火にいつも怯えていると言われてたから、美馬も本当はいろいろ怖いのかもしれないですね。人を煽って肝心なときには自分では何もしないですしね。弱いものが死なないといけないのが真理なら、美馬が真っ先に死ぬんだと思いますよ。

それにしても将軍のやることもおかしいんですよね…。元々おかしい人っぽいですが。甲鉄城が美馬を捕らえてきたからと言って、わざわざ会う必要はないと思うんです。会うにしても、克城で生駒を入れていたような檻に入れるべきでは。すぐ人を疑うし、側近でも躊躇なく殺すのに、将軍のやることは甘いんですね。だから美馬に付け込まれるんですよ…。

将軍はきっとあの刀を手に取るだろうと美馬は読んでいたんですね。握れば傷がつくと同時にカバネのウイルスを仕込んであったと。美馬の言葉一つに煽られて、怯えたお付の者が将軍を助けようともせず撃ってしまったのには驚きました。元々将軍があまり好かれていないか、臣下の教育が徹底していないのか。なんかもうボロボロです。

その後は、美馬がみんなの恐怖を煽り続け、そのタイミングで克城からはカバネが大量に放出されます。金剛郭はパニック状態になり、カバネだけではなく人同士でも争いが起こります。その中を無名も黒煙となって、意識なく歩き続けます…。

一方、生駒。生きてはいましたが、心が弱くなっています。生駒は最初からずっと正義感が強くて、正しいことをしようと行動してきました。それなのに「何もしないほうが良かった」って…。逞生が死んだことで自分を攻めるのはわかります。でもこれまでの自分の行動をすべて否定するのは、違いますよ…。

来栖と再会できたのは嬉しかった。来栖が生きていて良かった。何があっても金剛郭へ行き、助けるのだという強い意志があります。ずっと威張るだけであまり活躍することがなかった来栖ですが、菖蒲のことだけは譲れないんですね。がんばれ来栖…。やる気を失くした生駒に、無名がわざと急所を外して刺したのだろうと教えてくれます。その言葉と、克城の博士が無名が黒煙にされる話をきき、急に奮い立ちます。生駒はそうでなくちゃね。

髪を切った姿はかっこいいのですが…。腕には直接、ツラヌキ筒を装着したんですね。何となく、こういう絵にしたくて怪我させられちゃった気がして、かわいそうだな…。カバネリだって痛みはあるわけだし…。最後に自ら望んでウイルスを増幅させ、首輪も引きちぎって自分の力の限界まで引き出します。白い薬は無名に残しておきたいんですね…。こういう自己犠牲は、どうだろ…悲しすぎると思います。

もともとお互いを疑い合う暗い世界の話が始まりでしたが、旅の中で甲鉄城では楽しさも辛さも共有し、お互いを信じ合うところまできたのに。甲鉄城のみんなが、救いを求めてきた最後の砦で全部壊してしまうのはあんまりです。あと1話。きれいに着地するといいのですが…。




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posted by 白黒ウサギ at 23:46 | Comment(0) | TrackBack(2) | 甲鉄城のカバネリ
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