TOP さ行 それでも世界は美しい【全12話】感想
2016年05月03日

それでも世界は美しい【全12話】感想

☆2014年4月〜6月放送 

気候を操り雨を降らすことができる“雨の公国”の第4皇女ニケと、その結婚相手である“晴れの公国”太陽王リヴィの物語です。恋愛物ですが、世界観や基本的なストーリーは面白いと思いました。王のリヴィは11歳の子どもなので、その辺が大丈夫なら大丈夫です。ちなみに私はあんまり得意じゃないです。

ではここからネタバレありの感想です。



ストーリーはテンポがよく、ちょっと駆け足かなというぐらいポンポン進んでいきます。この調子で1クール大丈夫なのかと思ってたんですが、5話くらいまでがまとまった話で、後は一難去ってまた一難の繰り返しに感じました。序盤もうちょっとじっくり話を進めても良かったのかなと思うくらいです。

絵はきれいでキャラクターはみんな可愛くて良かったです。特にリヴィは可愛かったですね。主役の一人リヴィは賢くて強く何でもできる万能の王様です。性格は俺様でかっこいいんですが、子どもなんですよね〜。見た目も可愛いから好きな人はすごく好きなんだろなと思います。声も信長さんでセリフもいつも素敵ですよ。私はショタ系得意じゃないのですが、まあそういう設定ですから…。否定はしませんよ〜。

本来ならのびのびと過ごせる時期を、大人と同じかそれ以上の役割を期待され生きていくことの苦悩も描かれていました。そういうリヴィの孤独や、無理をした生き方しか選択肢がない辛さをニケが支えたいと思ったのが、2人の恋愛のスタートという感じでした。政略結婚ですからニケは最初からリヴィに恋をしていたわけではないです。その割に急展開ですが、恋愛ありきじゃないと話が進まないので仕方ないかな。

ニケは10代後半らしいのですが作中ではっきり齢が出てくるわけではないので本当の年はわかりませんでした。でも25歳くらいに見えるんですよねえ。しっかりしているし(身体的に)強いし。で、もう一度言いますが10代後半らしいです。ニケはとてもいい子で、身分がある上に特別な能力を持っていますがそれを鼻にかけることもありません。誰とでも平等に接し、誰からも好かれるタイプの子です。育ちの割に言葉は悪くてガサツですが、美しさと正しさを愛する優しい心の持ち主です。スタイルもよくてイヤミがなく完璧ヒロインです。雨を降らせるときに歌をうたう美しいニケの姿はとても良かったですよ。

話は、前半のニケとリヴィが心を通わせるまでが一番面白かったかも…。王の命を狙う反乱分子がいたり、辺境の小国からきた姫に対する反感があったり、そういった波乱は理解できるかなーという内容でした。孤独で頑なな王の心をニケが変えていくのは爽やかでとても良かったです。

試練が終わって晴れてリヴィとニケが婚約者として認められてからは、第三者が出てきて2人の仲を引き裂こうとするが乗り越える繰り返しになり、前半に比べて盛り上がりに欠けるかなと思いました。リヴィの幼なじみの他国の姫の話、次はリヴィの叔父が現れてニケを誘惑してリヴィが嫉妬する、最後はニケのババ様が主体となっての略奪作戦。すでに2人の気持ちは出来上がっていると思っていましたが、後半はさらに恋愛要素が強くなります。なんかこう、登場人物全員浮かれちゃって、国とかどうでもよくなってるんじゃないの?っていうくらいでした。かわいい話なんですが。

最後はリヴィが大人になるのが楽しみだなーという終わり方でした。かっこいい王様になると思います。

放送:2014年4月〜6月(全12話)
原作:椎名橙
監督:亀垣一/シリーズ構成:藤田伸三
キャラクターデザイン:夘野一郎
アニメーション制作:studioぴえろ
キャスト:前田玲奈、島ア信長、杉田智和、櫻井孝宏、浪川大輔




posted by 白黒ウサギ at 23:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | さ行
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